比治山大学の評判・口コミ【短期大学部編】

志望理由

県内に美術科のある大学が少なく、確実に合格できる安全圏の大学を目指していました。オープンキャンパスや実技講習などにも参加し、自由な校風が非常に気に入ったため第一志望にすることを決めました。また、デッサンやCG演習などする際に必要な環境が整っており、一年次後期から実施されるコース分けの体験授業などが備わっていたため、後悔しない選択ができると思ったことなども志望理由の一つでした。指定校推薦を貰っていたため、面接対策などはそれなりにしましたが、特に苦労することなく合格することができました。

大学で勉強していること

まずはA・B・Cのグループに分かれ、基礎的な実技授業を行いました。ヌードデッサンやマンガ・アニメーション制作、工芸の授業など高校ではなかった様々な体験ができたので、自分の適性などをしっかりと見極めることができました。また、実技だけでなく教養科目の講義も充実していました。私は英語・国語・ハングル・心理学などを履修しており、その中でも心理学では発達障害や虐待、LGBT問題など現代社会の課題を交えた内容を学び、特に興味関心を持ちました。

満足していること：海外留学生と交流ができる

先ほども言ったように私はハングルを履修していたのですが、授業の一環で韓国人留学生の方と交流することが非常に多かったです。どの方も流暢な日本語を話していたので、お互い母国語を教えあいながら授業に励むことができました。先生方も基本的にその国の出身の方で、何かコミュニケーションが上手く図れなかったときでも助けになってくれるので安心して交流できました。韓国人以外の留学生の方もキャンパス内でよく見かけます。

不満に感じていること：新しい校舎と古い校舎の差が激しい

近年建設された校舎は非常に綺麗で、エレベーターや冷暖房、トイレなども完備されているのですが、一部の古い校舎では一番上の階に行くのにすべて階段で移動しなければならないときがあります。特に大学は移動授業が多く、キャンパスも広いため、限られた時間内でそこまで向かうというのはかなり厳しいときもあります。しかし、最近は老朽化が原因で校舎の取り壊し工事などを行っているので、ゆくゆくはその古い校舎も新しく建て直されると思います。

比治山大学のおすすめ学部：短期大学部 美術科

まず、確実に言えるのは他の学科よりも圧倒的にアットホームな雰囲気があります。どの先生方も堅苦しい雰囲気ではなく、生徒の意見や相談に耳を傾けてくれて定期的にイベントなどを開催してくれます。一番融通のきく学科だと思います。

比治山大学に通って良かった？

美術科は基本的に2年制ですが、場合に応じては専攻科へ進むことができます。1年後期からはそれぞれコースに分かれるのですが、2年次で卒業してしまっては1つしかコースを体験することができません。そこで、専攻科へ進み3年、4年と過ごすと複数のコースを体験することができます。もちろん同じコースへ進んでも問題ありません。2年というと短い間で就職などの悩みも多いと思いますが、比治山大学は少し気楽に考えられるのかなと思います。