神戸大学の評判・口コミ【国際人間科学部編】

志望理由

私は、中学校から高校までサッカー部に所属していました。サッカーに取り組んでいるうちに、競技者の運動を補助するスポーツ用品に興味を抱き、将来は自分もスポーツメーカーに就職しスポーツ用品の企画や開発に携わりたいと思うようになりました。スポーツ科学を専攻できる学部学科を備えた大学に進学しようと志したのですが、現役で合格することは叶わず、一年の浪人期間を経て、神戸大学国際人間科学部発達コミュニティ学科に進学しました。併願した早稲田大学のスポーツ科学部にも合格し他のですが、学費などの兼ね合いから国立大学である神戸大学に進学しました。

大学で勉強していること

私が所属する国際人間科学部では、短期から長期の留学プログラムに参加することが卒業条件の一つとなっています。二週間程度の短い語学研修から、一年以上の交換留学までプログラムは多岐に渡り、その中から私は「フィンランド・ワークキャンププログラム」を選択し参加しました。このプログラムでは、フィンランドのプンカハリュに位置する難民向けの訓練学校にてボランティア・ワークに取り組み、難民問題についての理解を深めることができます。難民の多くはソマリア出身で、彼らは自分たちを受け入れ、社会に出るための訓練プログラムを設けてくれているフィンランド政府にとても感謝していました。

満足していること：キャンパスからの眺めがいい

神戸大学はキャンパスが山の上にあるため、徒歩での通学は困難です。そのため多くの学生は、最寄駅からキャンパス近くのバス停まで市バスを利用するか、原付やスクーターなどを利用して通学しています。通学は大変ですが、夜になるとキャンパス内の様々な建物から神戸の美しい夜景を眺望することができます。特に、創設百年を記念して建てられた百年記念館からの眺めは絶景で、観光地としても一度は足を運ぶ価値があると思います。

不満に感じていること：必修科目の留学費用が自己負担

私が所属する国際人間科学部では、二週間から一年の海外留学を通して、現地で何かしらのフィールドワークに取り組むことが必修科目の一つとなっています。しかし、必修であるにも関わらず、授業料とは別に留学の費用を自己負担する必要があり、助成金などの制度も充実していません。必修として定めるのならば、こちらも授業料は支払っているので、ある程度の補助金を支給した上でプログラムの参加を促すべきだと思います。そうでないならば、必修としてではなく自由科目の一つとして定めるべきです。

神戸大学のおすすめ学部：経営学部

経営学部は神戸大学の看板学部です。神戸大学は一橋大学、大阪市立大学と並んで旧三商大学の一角を成していました。そういった背景もあり、経済・経営学部門については日本でも特に優れていると言えます。また、経営学部は他の国立大学にはあまりない学部であるため、他では学べない知識を得ることができます。

神戸大学に通って良かった？

学びたいと思っていた、スポーツ科学について深く学ぶことが出来ているからです。教授陣の中には、元々サッカー選手として海外のリーグに所属していた方もいるため、高い水準のスポーツに関する知識を得られています。他にも、必修の海外でのフィールドワークを通して新たな価値観を得られたり、自分と同等の能力を持った友人たちと出会うことが出来て良い刺激を受けられたりと、自分を高められるいい環境だと思います。