岐阜県立看護大学の評判・口コミ【看護学部編】

志望理由

多くの大学の看護学部が保健師の国家試験受験資格は人数限定で得られるようになっています。私は保健師にとてもなりたかったため、学年全員が保健師国家試験の受験資格が獲得できるこの大学を選びました。また、看護学部は設備や器具・物品のため授業料が高額になりがちですが、国公立大学であるため学費が他の大学（私立大学）と比べて安かったのも理由の1つです。また、偏差値もそこまで高くはなく受験しやすい大学であると思います。

大学で勉強していること

1年生の初めはフローレンス・ナイチンゲールなど看護の考え方などから始まり、解剖生理学や病態生理学など看護のことや統計学など保健師になるために必要な講義を受け、外部の教授・大学病院やその他の病院の医師なども講師として招き、より専門的な立場から具体的な講義を行ってもらいます。糖尿病や腎臓病の人のための栄養学なども少しではありますが学ぶことができ、多方面から看護のことが考えられるようになります。また、英語や日本語表現などの一般教養なども学んでいきます。

満足していること：実習がとてもやりやすい

3年生の実習に向け、2年生のうちから授業でペーパーペイシェントを用いて看護の方向性の考え方、記録の書き方を学んでいきます。グループワーク・全体討議・ロールプレイなども行なっていくため理解が深まります。春休みなどにも課題が出され、直前まで勉強できるため実習本番になってもあまり戸惑わずに進められます。また実習先も豊富にあり、様々な経験ができとても勉強になります。先生方も丁寧に指導してくださるため、充実した実習期間になります。

不満に感じていること：交通の便が良くない

最寄駅から徒歩で20分とかなり距離があり、いつもは自転車を使用しているものの雨が降ると徒歩で行かなければならないためとても困ります。電車も本数が少なく、また普通電車しか通っていないため通学にとても時間がかかります。大学の周りに徒歩圏内で行けるカフェなどは無いため、空きコマがあったとしても学内で過ごしている学生が多いです。学内にコンビニがなく、売店はあるのですが14:00には閉まってしまうため、徒歩10分以上はかかるコンビニまで行かなければなりません。

岐阜県立看護大学のおすすめ学部：看護学部

看護単科大学であるため看護学部のみとなっています。しかし、保健師の資格や、人数は限定されますが養護教諭や助産師の受験資格も得られるため、看護師からさらにスキルアップを目指しているならばとてもおすすめです。

岐阜県立看護大学に通って良かった？

看護学部であるため忙しいですが、3年生の実習ではとてもやりがいを感じられ、1.2年生で学んできた看護が役立っていることを実感できます。先生方の教え方も丁寧で記録の書き方や考えていることなど相談しても丁寧に対応してくれます。3年生の実習でユニフォームの替えが必要になると思いますが、この大学は名前をユニフォームに入れないため、先輩から譲ってもらえます。また単科大学であるため、生徒数も少なく駐車場が無料で全員使えるところも魅力の１つであると言えます。