宮城教育大学の評判・口コミ【教育学部編】

志望理由

私の大学選びの軸は「宮城での教員へのなりやすさ」と「実践の豊富さ」です。初等教育教員養成課程は推薦入試で入ることができる課程で、私は受験をできるだけ早く決めたかったため受験しました。また、私は高等学校の教員を目指しておりましたが、本大学では初等のコースでも高等学校の教育免許を副免許として取得することが可能です。調べてみると、初等で入学すると小・中・高の免許を全て取得することができると分かったのでこの課程を選択しました。やはり宮城唯一の教員養成国立大学なので、宮城の教員になるにはここしかないと思っておりました。

大学で勉強していること

本大学では教職に関する知識や、子供の発達に関する知識、教科に関する知識等を学ぶことができます。私の所属する初等教育教員養成課程では、全教科を幅広く学習することができます。例えば、音楽未経験でも小学校の先生はピアノを演奏したり、音楽を教えたりしなければならないので、ピアノの実践的な授業などが必修科目になっております。また、在籍する学生数は少なく規模があまり大きくない大学なので、様々な授業で教授や学生たちとの距離感が近く、質問しやすい環境にあるというのが良いところかなと思います。

満足していること：学生や教授との距離が近い

規模が小さく学生数が少ない大学なので、授業でも教授に顔を覚えてもらっていることが容易にあります。また、フレンドリーな環境なので学生間や教授とコミュニケーションを積極的にとれる環境にあります。授業の中で分からない事だけでなく、私生活で気になっている所を、学生だけでなく、教授に相談することもあります。また、事務の方とも距離が近く学務に通っている学生も多いです。学務の方もかなり親身になって対応してくれるのでピンチの時にとても頼りがいがある環境だと思っています。

不満に感じていること：お金がない

本大学は規模が小さいことで距離が近いという良い面がある一方、大学の使えるお金が少ないという所があります。例えば研究をする際、アイディアを形にしたいと思っても簡単に実現することはできません。本当に必要か、他にもっと安くできる方法はないかじっくり検討してから研究に入るのでスピード感は遅いです。専門的に研究をしたいと思っている方にとってはあまりいい環境にはないのかなと思いますが、コースや専攻によっても様々ですから自分が入りたいコースや専攻のＯＢなどから話を聞くのが一番いいと思っています。

宮城教育大学のおすすめ学部：初等教育教員養成課程 数学コース

これはなかなかマニアックな情報なのですが、本大学の数学コースは卒業研究というものがありません。ゼミで話し合う機会はあるようですがこのおかげで4年次にかなり自分の時間がつくれます。制度が変わることもありますので大学に在学している方に聞くのが良いと思いますが、今のところ自分で色々な体験をしたいと考えている方は、自分の時間を多く作れるという意味でおすすめなコースです。

宮城教育大学に通って良かった？

すごくコミュニケーション能力が高い友人が多く、また、思いやりを持つ人が多いと思います。学校の先生を目指す方が入学してくる大学ですから、基本的に「良い人」が多いです。良い人が本当にいいのか悪いのかについては賛否両論あると思いますが、やはり友人が良い人であるだけすごく生活しやすいと思います。また、教員になりたいと決めている人であれば教職に関する情報があふれているので非常に満足した環境だと思います。ＯＢもたくさんいますし、大学に遊びに来る方も多いので色々なつながりができます。