ルーテル学院大学の評判・口コミ【総合人間学部編】

志望理由

高校時代から福祉について学びたいと思っていました。たまたま手に取ったパンフレットで、ルーテル学院大学のことを知り、1学年90人程度しかおらず、教授と学生の距離が近いというアットホームな雰囲気に魅力を感じたのが大学選びの決め手でした。また、福祉関係の授業も充実しており、国家資格である社会福祉士を目指すことができ、合格率も他校と比較すると高いことも魅力的でした。ミッションスクールということもあり、全体的に落ち着いた雰囲気の学校に好感が持てました。

大学で勉強していること

学ぶことは主に福祉でした。1年生の頃からぎゅうぎゅう詰めのスケジュールで、福祉やそれに関する法律、心理学やキリスト教について学びました。座学がほとんどですが、なかには教室から出て授業を行ったり、ディスカッションや発表が行われるので、受け身ではなく参加型の授業も多かったように感じます。社会福祉士の受験資格に必要な授業は1年生から3年生の間でだいたい取り終わり、4年生では国家試験に向けた勉強が始まります。

満足していること：学生に対する支援体制が整っている

ほとんどの教授が「オフィスアワー」と呼ばれる時間を持っています。その時間には、教授は研究室に在室しており、単位のことや人間関係のこと、日々の悩みなどを親身になって聞いてくれます。また、学内には学生相談室があり臨床心理士が常駐しています。無料で50分間のカウンセリングを受けることができ、寄り添った支援を受けることができます。さらに、健康管理室というところには看護師が常駐しているため、体調が悪いときは横になったり相談にのってもらえたりもします。

不満に感じていること：学生に対して厳しくしない

ルーテル学院大学の教授は比較的優しくて穏やかな印象です。授業中の居眠りや、途中退室、スマホをいじっている、私語が多いなど、周りに迷惑なことをしている学生がいても気付いていないように振る舞います。ある日から、授業中の私語禁止の張り紙が全教室にされましたが、それを読む人はおらず相変わらず私語が飛び交っています。もう少し学生に対して厳しく接しても良いのではないのかと思います。教授と学生の距離が近いのは良いのですが、それを不満に感じることもあります。

ルーテル学院大学のおすすめ学部：総合人間学部

ルーテル学院大学には学部にはひとつしかありません。全員が総合人間学部に在籍し、そこから5コースに分かれています。臨床心理コース、福祉相談援助コース、福祉開発コース、子ども支援コース、キリスト教人間学コースです。2年次からコース別になるので、1年生のうちから自分が将来何をしたいのかという問いに向き合いコースを選択する必要があります。しかし、どのコースにしたとしても、コースに関わらずどの授業も受講することができます。

ルーテル学院大学に通って良かった？

どの授業もとてもためになるものばかりでした。法律や福祉制度など、今もこれからも知っておいて損がないことばかりで、主体的に授業に取り組めていると思います。また、人間関係については、人数が少ないこともありほとんどの学生が顔見知りです。距離が近いゆえぶつかることもありますが、相談できる場所が多いので悩んだときは解決へと導いてもらえます。サークル活動は充実しており、サークル内での人間関係が日常生活での支えになることも多々あります。