長崎純心大学の評判・口コミ【人文学部編】

志望理由

幼稚園教諭になりたかったのが主な理由ですが、それに加えてモンテッソーリ教育という教育法の教員免許も取得することができるということに魅力を感じて選びました。ちなみに在学中に取得できるのは日本でこの大学だけです。唯一という価値の高さも魅力でした。指定校推薦を選び受験しました。面接のみで、面接が得意だったこともあり特に練習することはなかったです。本番もリラックスして二名の面接官の先生と会話をし、合格しました。

大学で勉強していること

幼児教育について、座学、グループワーク、模擬実習のように授業中もしっかり楽しみつつも勉強しました。また、カトリックの大学のため聖書(新約聖書)を使ってのキリスト教の講義があったり、簡単な材料でステンドグラスを製作したりしました。児童保育学科の学生は、2年生は卒業式(卒業ミサ)、3年生は入学式で聖歌隊となって歌うという伝統があります。1年の入学式で迎えてくれた3年生を、2年のとき卒業式で送り出すという恩の循環です。恩を恩で返し繋いでいくこと、周りに感謝することの精神が体験的に身につくことも学びました。

満足していること：勉強に集中できる

大学は山の中にあります。周囲の大学が街中にある中でうちの大学だけが周りに木しかない状態です。登下校ではなく登山、下山と呼びます。お昼も学食か生協、自分で用意したものを持って来ておくかの3択です。すき家やマクドナルド、オシャレなカフェもありません。空きコマがあってもカラオケやショップなど時間を潰す施設はありません。そこを不便、嫌だと感じる人も多いですが、私は資格の勉強に充てるいい時間、無駄なお金を使わなくていい場所と捉えることができていました。

不満に感じていること：山の中にある

最大の長所であり、最大の短所とはこのことで、やはり不便なときは不便でした。 ほとんどの学生はバス通学ですが、公共のバスしかなく、家に忘れ物をしたら地獄、雨が降ったら最大1時間は遅延し地獄、1限と4限だけの日は帰るに帰れず地獄と往復500円のバス代が痛い学生にとってはなかなか地獄な場面が多かったです。勉強には充てられるものの毎日毎日勉強していても心身がもちません。リフレッシュできる空間がなかったのは残念でした。

長崎純心大学のおすすめ学部：人文学部

この大学は人文学部という学部しかありません。そこから以前は5学科、現在は3学科に分かれます。以前は女子大であったり、女子のみの学科があったりでしたが、現在は男女共学の学科が増えています。学部は人文学部のみですが、おすすめの学科と聞かれたらやはり自分も出た子ども教育保育学科(以前は児童保育学科)をおすすめします。

長崎純心大学に通って良かった？

幼稚園教諭と保育士資格だけではなく、モンテッソーリ教員免許も取得しようとしていたので、幼稚園教諭と保育士資格だけを取ろうとしていたまわりの友達よりも自由な時間は明らかに少なかったですが、しっかりすべての資格を取得することができた達成感は誰よりも強かったです。朝から夜の最終バスの時間まで勉強した日々が報われた瞬間、先生や友達と喜んだり悪戦苦闘していた時間は、高校並みの青春だったようにも感じられます。