埼玉学園大学の評判・口コミ【人間学部編】

志望理由

私の志望していた幼稚園教諭と保育士資格を取得したく、大学選びを始めました。この2つの免許は短期大学でも取得することができるのですが、より専門的なことをゆっくりと学びたかったため、四年制大学で探しました。こちらの大学では2つの免許に加え、小学校教諭1種も取得できることがわかりました。3つの免許をとれる大学はあまりないため、埼玉学園大学の人間学部子ども発達学科を指定校推薦で受験し、合格しました。

大学で勉強していること

人間学部子ども発達学科では、子どもの心と体の発達過程を学びました。『子どもたちの支えとなる教育者に』を全体としての目標に掲げ、1・2年生のうちは基本的なことを座学で学び、3・4年生では実際に実習で専門的なことを学んでいきました。乳幼児・幼稚園児・小学生は脳や知能や創造性が大きく発達する人間形成の最も大切な時期であるため、教員や保育士はどうあるべきであるのか、どうしたら子どもたちを振り向かせられるのかを学んできました。

満足していること：特待生制度がある

指定校推薦の受験時に特待生の試験にも同時に応募することができます。試験内容は小論文と面接のみで、勉強があまりできなかった私にはチャンスだと思い、特待生の試験も受験しました。特待生制度は全学科の中から毎年10名のみ選ばれ、毎年約100万円かかる授業料が半額になります。ですが、条件があり、2年、3年、4年生でも継続して特待生制度を受けるためには、前年度の成績が学年の全学部のなかで成績順位が10分の1に入る必要があります。家庭内で金銭的にも余裕がなく、高校生の時からアルバイトばかりしていた私にはとても助かる制度でした。この制度を4年間継続させるために勉強にも力を入れることができ、結果、4年間特待生を続けることができました。

不満に感じていること：駅から距離がある

大学は駅からなかなかの距離があります。最寄り駅が2つありますが、片方は歩いて20分と少しかかるくらいです。もう片方は無料バスが来ますが、学生数に対してバスの本数がとても少なく、毎回ぎゅうぎゅうになるためどこにも掴まることができず、朝からとてもストレスです。朝から息苦しい思いをするのが嫌だったので、私は徒歩で通学していました。通り道には猫の溜まり場があり、とても癒されます。最寄りを走る電車は朝の遅延も多く、早めに家を出てくる必要があります。

埼玉学園大学のおすすめ学部：人間学部 子ども発達学科

大学の中で一番真面目で成績が良いと毎年評価されます。授業も子ども発達学科だけは先生が厳しいので、ついていけない学生は自ら中退していきます。また、他の学部よりも学生同士の関わり合いがとても多いため、時間が空いた時にはピアノを教え合うなど、とても楽しい学科です。

埼玉学園大学に通って良かった？

サークルも充実しており、本気でやりたい人と遊びでやりたい人とが混ざっているため、関係がぎくしゃくすることもあります。授業はクラス制なのでいつも同じメンバーで少人数で授業を受けられ、友人関係で困ることもなく、学校生活は楽しかったです。事務の方とも距離感が近いので、いつでも相談しやすい環境でした。ですが、就職関係の窓口ではレベルが低く、大手に就職できる人は少ないように思います。少人数で多くの学生の就職支援を行っているため予約制となり、就職の相談は二度しかできませんでした。