中京大学の評判・口コミ【心理学部編】

志望理由

中学生の頃から心理学に興味があり、県内で心理学に力を入れている事で有名な中京大学への進学を希望していました。高校では他に心理学に力を入れている大学（淑徳大学や愛知学院大学など）も視野に入れていましたが、各大学のオープンキャンパスへ参加した上で、改めて中京大学の心理学部への進学を第一希望としました。受験は公募推薦で、中京大学の他、淑徳大学や愛知学院大学も受験しました。その中で淑徳大学にはご縁はありませんでしたが、中京大学と愛知学院大学には合格し、第一希望の中京大学心理学部へと入学しました。

大学で勉強していること

1年生の頃は心理学の基礎知識、歴史、諸領域、心理統計学を学びました。特に心理統計学は、関数電卓を片手に研究や実験によって様々な手法のデータ算出が求められる為、とても難しく感じた記憶があります。2年生では、心理学の四大領域（実験、応用、発達、臨床）から2種類を選んで概要を学び、心理学研究の論文の書き方も学習しました。また、3年生も含みますが、心理学研究における実験法、質問法、調査法も学び、心理学と生理学、倫理学、哲学などとの結び付きについても学習しました。3年生では、自身の研究したい分野に特化したゼミを選択し、これまでに発表された心理学論文の研究などのゼミ活動を主としていました。4年生では、卒業研究と論文の作成を主としてきました。

満足していること：資料が充実している

八事キャンパスには図書館が3ヶ所あり、その内の2ヶ所（名古屋図書館、ライブラリーサービスセンター）はどちらも心理学研究に関する書籍が多く保管管理されていました。また、心理学部生やその教員が自由に利用できる心理学部事務室というものがあり、そこにも心理学研究に関する書籍や、これまで発表された心理学に関する論文が保管管理されており、貸し出しも出来ます。各ゼミで研究に必要な書籍があれば、学部の予算から積極的に購入もされていました。

不満に感じていること：キャンパスと体育館の間に墓地がある

八事の興正寺の墓地が隣接しており、体育館などへの移動の際は墓地を突っ切ったり、墓地のすぐ横を通る必要がありました。その為、ごくまれに喪服姿の人達と居合わせると気まずさを感じることがままありました。また、喪服姿の人達がキャンパス内のカフェに居座る事もあり、その場合、カフェを利用したくても避けてしまう学生も見受けられました。仕方がない事とは言え、悲嘆に暮れる方と同じ空間で過ごす事は躊躇われます。

中京大学のおすすめ学部：心理学部

心理学は研究分野が幅広く、自分の気になる分野に心理学を結び付けて研究が出来ます。例えば、音楽が好きなら年代や性別、性格ごとの音楽の嗜好性をアンケート調査で研究したり、実際に音源を被検者に聴かせてどのような曲が好まれやすいかを統計をとったりと、様々な方法での研究が出来ます。

中京大学に通って良かった？

学部に関する講義だけでなく、全学部共通講義でも興味深い講義が多いからです。例えば、ジェンダー論の講義では偶に性に関する貴重な知見を外部講師の方から学ぶ機会がありました。それから、文化研究の講義では漫画やアニメなどを外国語に翻訳した際、どのような事に気を付けているのかや、実際にどのように訳されているのかを学びました。文化研究と同じ教授の講義で、UFOやオカルト映像のトリックを学術的に暴くなどの講義もあります。