東京藝術大学の評判・口コミ【音楽学部編】

志望理由

日本の優れたピアニストのほとんどが東京藝術大学出身で、ピアノを小さい頃から習っていてピアニストになりたかったので藝大を志望しました。倍率は大体10倍程です。付属高校から10人程度が進学、外部からも10人程合格するので全体的な合格者は20人程です。受験前は二週間に一度上京し、教授のレッスン受けました。試験は全部で三次まであり、全て実技試験です。音楽学部全体では100人程います。やはり皆さん優秀です。

大学で勉強していること

基本的には実技が中心で週に一回レッスンを受けます。希望者は室内楽、歌、弦楽器の伴奏などもできます。一般教養として経済学や経営学、日本史や世界史も受講できます。音楽をやるにあたってはやはり語学は必要不可欠で、英語は必須です。その他に第二外国語でドイツ語、フランス語、ロシア語を選択しなければいけません。ピアノ科は1年生は実技試験がありませんが、2年生から試験がスタートします。学科の試験は1年生からあります。

満足していること：音楽を学ぶ上での全てがある

音楽学部生は実技試験を全てホールで受ける事になります。藝大のホールは日本を代表するような音響設備が整った素晴らしいホールです。先生方は超一流で第一線を走る先生方ばかりです。ほとんどの学生が留学を希望していて、そのための手厚いサポートを受ける事ができます。語学もネイティブの先生が常駐しているので不自由がありません。資格や試験などのサポートも万全です。校舎自体は古いですが、不自由する事はないと思います。

不満に感じていること：校舎が古い

特に不自由なところはないと思いますが、強いて言うなら校舎が少し古いと思います。練習室の冷暖房が壊れたり、防音合格が少し弱いと感じる事は多々ありますが、そこまでの不自由さは感じません。あとは立地が少し悪いかもしれません。東京藝術大学は上野駅から歩いて15分程なのですが、少し遠く感じるかもしれません。上野公園は美しいので歩いていてとても気持ちがいいです。特に秋は紅葉がとても綺麗です。たまにフェスティバルがあります。

東京藝術大学のおすすめ学部：音楽学部

そもそも東京藝術大学には音楽学部と美術学部の2つしかなく、僕が音楽をやっているので音楽しか勧める事ができません。もし音楽をやってうまくなりたい、これ以上ないキャリアが欲しいと思う方は入学を勧めます。

東京藝術大学に通って良かった？

やはり環境が素晴らしいので、音楽や美術を学ぶ人にとっては最高の環境だと思います。先生方も皆さん超一流ですし、学科の先生方も皆さん優秀です。同級生もみんな志が高く、毎日その人たちに囲まれて勉強できるのは本当に幸せです。入学した暁には常に前向きで自信に満ち溢れた学生生活を送れること間違いありません。毎年9月にある藝大祭は他の学部と交われる数少ないチャンスでとてもワクワクです。藝大祭はお酒も飲めるので大人も楽しめます。