森ノ宮医療大学の評判・口コミ【保健医療学部編】

志望理由

私は友達が多い方ではなくコミュニケーションに自信がなかったため、医療職に就くにあたってコミュニケーション能力を伸ばせるような大学を探していました。森ノ宮医療大学は医療系の学科だけで構成されているにもかかわらず学科数が多く、チーム医療の授業では全学科合同でチームを作り、実際の症例を用いたケースカンファレンスを行う授業があるのが特色です。この授業では実際の現場で他の医療職と意見を交わし合う練習にもなり、もちろんコミュニケーション能力も磨くことができるので、私の望む大学像と一致したので受験を決めました。AO入試を受験し、見事一度で合格しました。

大学で勉強していること

1年では専門的な医療について学ぶための基礎知識を身につけました。解剖学や大まかな病気の知識などです。2年の前期では本格的に病気の成り立ち、病気になることによって起こる体の異常、それらを調べるための検査の知識について学びました。2年の後期では実際に医療の現場で行う検査の基本的な手技、患者の扱い方について学んだり、これまでの授業で身につけた知識を応用して実際の症例の画像やデータを見て病名を推定する訓練などを行いました。

満足していること：最新の検査機器が揃っている

森ノ宮医療大学の臨床検査学科は設立したての学科です。そのため、実際に大きな病院で使用されている最新の医療機器が揃っています。他大学では機会が古かったりすることも多く、実習病院で現場とのギャップに戸惑ったりすることもあるようですが、この大学ではそんな心配はありません。新しくて綺麗な検査機器で快適に学内実習を行うことができます。また、実際の病院と同じように全ての検査機器がネットワークを通じてクラウドにデータを保存するため、検査機器を使用した研究もスムーズに行えます。

不満に感じていること：周りにお店が少ない

森ノ宮医療大学はの最寄り駅はコスモスクエア駅です。学校の周りにはマンションと入国管理局、その他オフィスビルなどしかなく、学校からすぐ行くことができるカフェやレストランがないことがとても残念です。友達と遊びに行くにも電車に乗って大阪港に出るか、難波や日本橋まで行かなければならず、気軽に寄り道などをすることができません。これも歴史の浅い大学だから仕方がないのかもしれませんが、もう少し遊ぶところがあったらいいなと個人的には思います。

森ノ宮医療大学のおすすめ学部：保健医療学部 診療放射線学科

来年度から新設の学科なのでまだ実績はありませんが、現在工事中の放射線専用棟では、実際の医療機関と同様の基準で設計された実習施設が作られる予定です。ここまで最新の放射線の設備が整った大学は他にないと思うので、就職時に一歩周りからリードした状態でスタートできるのではないでしょうか。もちろん、本大学の特徴である他職種関連系を前提にした授業もあるので、他の医療職に混じってカンファレンスを行った時にもしっかりと自分の専門領域からみた見解を他職種の方に主張する訓練もできます。

森ノ宮医療大学に通って良かった？

医療系大学は必修科目が多く、朝一限から夕方五限まで全部授業が入っていることがほとんどです。実習があればさらに延長することもあります。しかし、校舎内がとても綺麗で明るく開放的な作りになっているため、教室の閉鎖空間に疲れてしまってもすぐにリフレッシュすることができます。建物の中が嫌になった時は外に出ると気持ちいい海風を浴びることもできます。迷っていたもう一つの大学の校舎は全体的に暗い雰囲気だったので、そちらの方に行かなくてよかったなと思います。