文化学園大学の評判・口コミ【服装学部編】

志望理由

たくさんある服飾系大学の中で唯一『服装学部』があり、家政の中の被服ではなく独立した服に関することだけを学ぶことが出来る大学・学部を選びました。その中でも服作りを講義と実技の両方から学ぶことが出来るファッションクリエイション学科を選びました。また、どのような受験の仕方でも必ず志望理由書の提出があり、学力だけでなくファッションを学ぶことへの向き合い方を評価してくれる所に魅力を感じました。私はAO入試で舞台衣装の再現をした作品をプレゼンテーションし、無事合格することが出来ました。

大学で勉強していること

まだ1年生が終わった段階で基礎のみではありますが、専門的なことではアパレル業界にどのような仕事があるのか、アパレル業界の問題点や現状、素材にはどんなものがあってどのような繊維があるのか、繊維それぞれにどのような特徴があるのか、素材ごとの扱い方、採寸の仕方と計測位置の理由、基本的なパターンの引き方とその理論、職業用ミシンの触り方（本縫いミシン・1本針3本糸/2本針4本糸ロックミシン）などを学びました。総合教養では選択ですが音楽で各国のミュージカル、食文化と調理・食物学では各国の食生活や栄養バランスなどの服以外のことも学びました。

満足していること：設備が充実している

図書館では限られた企業しか手に入れることができないアパレルに関する最新情報が載った本が見られたり、有名デザイナーの手記が見られたり、過去のファッション誌を見ることが出来たりと充実しています。ファッションリソースセンターでは、生地感を文字で入力するだけでサンプル生地が見られる設備があったり、卒業生である有名デザイナーの在学中の作品が見られたりと、見て触って学ぶことができます。さらに、家庭用ミシン・職業用ミシンだけでなく、様々な種類の工業用ミシンを実際に授業で触ることが出来ます。最新のミシンや学校で持っているのは文化だけというような特殊ミシンもあり、ここで学べば現場に出たら即戦力になれるという自信に満ち溢れた充実さです。

不満に感じていること：出欠席に厳しい

試験でも通常の授業でも遅延証明書が効力を発揮しません。30分以上の大規模な遅延でない限りは認めてもらえません。最寄りは新宿駅なので、少しの遅延でも多くの人が利用していることから学校への到着がギリギリになってしまうことがよくあります。それを見越して30分以上の余裕を持って通学していますが、何もなければ早めに学校に着いても無駄な時間になってしまいます。課題も多く時間に余裕がないため、少しくらい許してくれても良いのになあと思います。

文化学園大学のおすすめ学部：服装学部

やはり服飾で有名な文化学園大学なので、作ることを学びたい人はファッションクリエイション学科に、学問として学びたい人はファッション社会学科に。どちらの学科でも必ずミシンは触りますし、作る授業が必修であります。ファッションに興味がある人なら文化学園大学に来て損はありません。

文化学園大学に通って良かった？

全ての授業が興味のあることばかりで、楽しくて仕方がないからです。必修科目も専門科目なので楽しいです。選択の教養科目も、先生がファッションと結びつけて教えてくれるから楽しいです。学校の勉強がこんなにも楽しいことがあるのか、と思いながら通っています。また、専門学科なのでアパレル業界を目指しているファッションが好きな人しか集まっていません。個性的なファッションをしている人ばかりなので登校するだけで刺激になります。