山梨学院大学の評判・口コミ【国際リベラルアーツ学部編】

志望理由

私は過去に海外（英語圏）に在住していた経験があり、日本で大学進学する場合も、もとより英語関係の学部を選ぶつもりでした。私がこの学部を選んだ一番の理由はやはり学部の偏差値と自分の学力です。インターナショナルな大学は国内にいくつかありますが、この学部が私の学力には一番合っていました。（中傷しているわけではありません。この学部もまた、誰でも入れるような難易度ではありません）そしてこの学部では決められた専攻がなく、入学後に1年間かけて（例外あり）進めていきたい分野が決められるということもあり、この大学・学部を受験しました。この学部では3年生からの1年間は他国への留学が必須で、英語力やその他興味関心のあることを最大限伸ばすことができます。受験した結果、思ったこととしては、予想よりも難しかったということはなく、かといって自信があったわけでもなく、合格したのは半ば運だとも思っています。

大学で勉強していること

この学部では英語のレベルによってコース分けがされます。英語を学ぶ必要がある人がまず取るコースをAとし、英語がある程度できる人が取るコースをBとします。私は大学の授業が受けられるレベルの英語力がなかったため、必然的にAコースを受けました。現在（3月）はまだ1年生で、これから２年生になるとBコースをとることになるので、今まで勉強した内容は英語のみです。とはいえ、完全英語の授業を問題なく受けられるようになるためのコースなので、リスニング、ライティングからリーディング、スピーキングまで網羅し伸ばすことができました。

満足していること：教授との距離が近い

この学部は良くも悪くも小さなコミュニティでできています。講義も少人数体制で、生徒数は多くても20人を超えることは稀です。教授は自分が受け持つ生徒のことを全員分把握されていることが多く、講義であった小さな問題点や私生活の講義出席への影響などさえも気軽に相談できます。自身は完全に放任されるよりも頻繁に相談や連絡が取れる人間関係を望む性格なので、教授との精神的距離が近く、講義でいわゆる置いてけぼり状態にならないことがこの学部のもっとも満足している点です。

不満に感じていること：コミュニティが狭くトラブルを避けられない

この学部は悪い意味でも人と人との距離が近いです。教授陣との距離が近いことはいいことで、生徒同士の仲が良くなりやすいことも良い点ではあるかと思います。ですが、いざ生徒間でトラブル（破局、喧嘩等）があった時に相手の生徒と会わない時間は極端に少ないです。そして1年生は入寮が義務付けられているので、相手生徒が寮生だった場合、授業外時間でも顔を合わすきっかけが多いです。男女で寮が違うので、男女間の問題であれば寮内で会うことはありませんが、コミュニティが狭い分、相手の陰口を言ったり誰かに相談すると即座に全体に伝わってしまいます。大きなトラブルなく生活している分には問題ありませんが、一度何かに巻き込まれてしまうと若干面倒な学生生活を送る必要が出てきてしまいます。しかし、いじめなどに関しては小さいコミュニティなだけあり、即座に教授陣にも伝わるので即沈静化します。

山梨学院大学のおすすめ学部：健康栄養学部

私は元々この学部の受験も視野に入れていました。結局は今の学部に入学したので健康栄養学部の中での事情や詳しいことはわからないのですが、少なくとも栄養関係の知識がつくことはもちろん、管理栄養士の資格も入学後に取る難易度が下がります。山梨学院には短期大学もあり、そこにも食物栄養科という学科があるため、そちらの知識、学力、経験を積むには最適だと思います。

山梨学院大学に通って良かった？

学部に入る前はいい点しか見えておらず、すでに入学している生徒に知り合いがいたこともあり、楽しい学生生活のみを想像していました。ただ、実際には楽しいことだけの生活というものは存在しません。授業外で教授に聞いたり自習しても勉強についていけなくなった時の普通では感じないレベルの疎外感、他生徒とのトラブルに巻き込まれた時の逃げ場のない感覚、それらによって神経はすり減り、人によっては自主退学を選んだりストレス由来で入院したりしています。もちろんこれらが全てというわけではありませんが、少なくとも私は一度、他生徒と大きなトラブルに発展したことがあり、その際に他の方を頼りにしても沈静化はせず擦り切れていたので、他人にこの学部を推奨はできません。