西南学院大学の評判・口コミ【文学部編】

志望理由

大学進学において、親から九州にある大学であることを条件として求められました。それに加えて、高校の頃からの目標であった留学に強い大学であること、また語学を勉強する環境が整っていることなどの条件から西南学院大学を志望しました。受験の際は地元である鹿児島にも受験会場があり、福岡まで赴く必要がなかったのでありがたかったです。結果が出た際、外国について学ぶ外国語学部英語専攻、英文学部、国際関係学部の三つのどれに進学するか迷いましたが、文学が好きだったため英文学部を選択しました。

大学で勉強していること

英文学部の専攻は大きくアメリカ文学・イギリス文学の二つに分かれます。私はイギリス文学の中でも特に演劇を専門的に勉強しています。最も有名でわかりやすい例だとシェイクスピアなどです。どのような時代背景でどんな文学が書かれたのか、本と戯曲の効果の違いなど文学的にも演劇の構造のような部分についても勉強します。同級生の中には派生して映画の演出効果などについての論文を書いている学生もいます。私は主に戯曲を読み、書いてあるト書き（台詞以外の指示文）にはどのような意味があるのかなどについての論文を書いています。

満足していること：留学生との交流が持ちやすい

西南学院大学では毎学期50人を超える留学生をヨーロッパ各地やアメリカ大陸など世界中から迎えています。彼らにとって憩いの場となる『国際センター』の事務所前のスペースに行けば、彼らと多くの交流を持つことが出来ます。高校の頃、外国人の友人を作ることが難しい環境にいたため、彼らと気軽に接することが出来るのは語学学習の面でも文化吸収の面でも非常にメリットが大きいです。また、大学主催で留学生たちとの交流イベントも多く開催されています。

不満に感じていること：イルミネーション、銅像

毎年クリスマスの時期になると人通りの多い道路側に面した部分のみ、大々的にイルミネーションが行われます。これについては私達の学費からおおよそ200万円を投じて行われているらしく、学費が適切に使われているのかという疑問が湧きます。また、大学前にサザエさん像が建っていますが、これも莫大な学費を賭して建てた後、福岡市に無償で寄付したものだそうです。町おこしの一環でサザエさんを利用している地域ではありますが、学費を使ってやることなのだろうかという思いがあります。

西南学院大学のおすすめ学部：国際関係学部

地域に限らず海外に興味のある学生なら、多様な角度からそれについて勉強できる学部です。東アジア宗教、ヨーロッパ史、日本画、韓国文化など所属している生徒の興味はバラバラですが、だからこそ常に新鮮な気持ちでいられる学部だと思います。

西南学院大学に通って良かった？

福岡市の真ん中に位置しているという点ではかなりメリットがあると思います。市内の他大学に比べて博多・天神からのアクセスが非常に良く、放課後に友人と遊びに行くにも不便がありません。地下鉄の駅を降りて徒歩5分ほどで大学に到着するとはとても便利です。周辺の地域も十分に発展しており、大学近郊でアルバイトを探すのに困ることがありません。街のお店も大学生を理解してくれている店舗が多く、大変過ごしやすい環境にあります。