高知県立大学の評判・口コミ【健康栄養学部編】

志望理由

国公立大学に行くことで経済面で親の負担を少しでも減らそうと思い、高校卒業後に1年間浪人しました。その中で自分の学力が伸び悩み、公立大学に絞ろうとなりました。今後の日本の就職状況がどのようになるかもわからないため、国家資格の取れる学部学科を目指そうと決めました。スポーツが好きな自分はスポーツ栄養士になりたいと思い、そのために管理栄養士を目指そうと思いました。高知を選んだ理由は学力的な理由と、親が車で来れる距離を考えた結果です。

大学で勉強していること

まだ1年生なので基礎的なことを学びました。大学内の各学部の共通科目としてスポーツ、政治学、数学入門、情報リテラシー、土佐の歴史と文化、英語、地域学概論という高知について学ぶ授業を受けました。学部の専門科目としては食材学、食品学、人体の構造と機能、生化学、健康栄養学、基礎栄養学、健康情報論実習を学びました。これら専門科目は人体構造や人間の体内に必要な栄養素、栄養素の基本情報などの知識を身につけるための授業でした。また、調理実習を週に一度行い、和洋中と様々なジャンルの料理を基本のレシピに沿って作りました。

満足していること：少人数

自分が通っている学部は定員約40名なので、高校のクラスと同じような人数で少人数です。そのため、先生方が1人1人のことをしっかり覚えてくださっています。そして、ほとんどが専門科目の授業なので自然にクラスの仲が良くなっています。授業では先生は生徒の様子を1人1人確認できるため、生徒の理解度を逐一確かめながら授業を進めて下さります。この距離感の適度な近さ故に皆が授業を集中して受けているため、自然に競争意識が生まれていて学力アップに繋がっています。

不満に感じていること：環境が良くない

普段は原付バイクか自転車で通学しているのですが、雨の日はバスで行きます。しかし、このバスの本数がとても少ないため、たまに人数が多すぎてバスに乗れないということがあります。下校時も授業が終わってからバスが来るまでかなりの時間があり、早く帰りたくても帰れず、1時間以上徒歩で帰ることがあります。学校の周りには飲食店や遊戯施設などは全くありません。学生の本分は勉強だということはわかっていますが、他の大学のように空きコマができた時に息抜きに行くということは全くできません。

高知県立大学のおすすめ学部：健康栄養学部

他のキャンパスのことは詳しくわかりませんが、自分のキャンパスの他の学部に比べて圧倒的に真面目な生徒が多いです。もちろん、この学部でも大学生になってハメを外す人がいないわけではないですが、他学部とは比べものになりません。

高知県立大学に通って良かった？

大学として最も大事な学習面に関しては先生方からの指導も手厚いので大いに満足しています。しかし、大学そのものが小規模なため、サークル活動が活発ではない上に、田舎故に遊ぶ場所もほとんどなく、アルバイトぐらいしかやることがありません。キャンパス内のどの学部もほとんどが女子で、男子の友達はあまり増えることはありません。また、高知の最低賃金はとても低く、アルバイトで稼ぐのも少し苦労します。地元の友達とは時給が200円以上も違うので、比較してしまうと辛くなります。