静岡大学の評判・口コミ【人文社会科学部編】

志望理由

私は英語という言葉に興味があり、数ある大学の中で言葉に関して勉強のできる静岡大学の言語文化学科を選びました。センター試験の結果は悪かったのですが、静岡大学は二次試験の比率の方が高く、記述式が得意な自分にも合っていました。また、学部としては人文社会科学部としてまとめられているので、学部内の経済学科や法学科、社会学科などの他分野の授業も受けられることも魅力的だと感じました。他大学の場合は経済学部や外国語学部などの学科単位ではなく、学部でまとめられている印象があります。

大学で勉強していること

一年次にが言語学や文学の基礎的な勉強をしました。言語学に関しては日本語や英語の比較をしたり、文法などの勉強です。文学面では文学とは何なのかという概論の授業や世界各国の本について触れたりしました。二年次にはコースに分かれます。私は英米コースに所属し、英語の本を読み進めたり、洋画を観る授業、詩などについても勉強しました。社会学科の授業などで心理学についても少し勉強しました。

満足していること：留学の協定校が多い

地方国公立大学は留学の協定校が少ない印象がありますが、その中でも静岡大学は多い方だと思います。アメリカやカナダといった英語圏、ヨーロッパ、アジアなど、世界各国に協定校があります。留学に対しての奨学金制度も充実しています。短期留学のコースもあり、交換留学ならびに短期の語学留学においても授業料が免除されるといった、生徒に留学をしてほしいという思いがある大学です。国際ラウンジが最近でき、お昼の時間などに留学生と日本人学生が気軽に交流ができる場ができたことで大学自体の国際性に大きな発展が見えます。

不満に感じていること：標高が高い

静岡大学の標高差は80メートルです。特に私の所属する人文社会科学部の棟は頂上にあるため、教室に行くまでかなり時間がかかってしまいます。雨の日は地面が濡れたり、滝のように階段に雨がつたっているのでかなりしんどいです。健康面として考えると良い運動になるのですが、朝早い授業や授業の移動は本当に大変です。授業の移動時間が10分しかないため、一番下からの移動となると頂上の授業に間に合いません。先生も分かってくれてはいるのですが、授業が延びたりすると次の授業開始時刻に間に合いません。

静岡大学のおすすめ学部：農学部

農学部棟は近年建て替えられたため、建物がかなり綺麗です。勉強をする環境として建物の綺麗さというのは大切になってくると思います。また、農学部専用に学食があるため、広い大学をいちいち移動しなくてもいいこともメリットです。

静岡大学に通って良かった？

私は標高に耐えられません。毎日登らないといけないのが憂鬱すぎて、たまに授業を休んでしまいます。また、英語を主に勉強しているのですが、その授業のカリキュラムでは基礎をしっかりと学べないので、この4年間でしっかり勉強したという達成感が得られるのかどうか、とても不安を感じています。私の学科の先生には少し変わった先生がおり、その先生の性格も自分に合っていません。生徒数が少ないというのは学ぶ側にとってメリットになるのかもしれませんが、それに比例して先生の数が少ないです。自分の学びたい分野を研究している先生がおらず、私は今、路頭に迷ってしまっている状況です。