静岡大学の評判・口コミ【人文社会科学部編】

満足していること：教員の専門分野が多岐にわたる

私が通っていた静岡キャンパスには多くの学部があり、また人文社会科学部は経済学科、法学科、言語学科、社会学科の4つが統合された学部で比較的交流もあったため、他の分野の先生や学生さんと会う機会が非常に多かったです。自分の専門以外の話を聞けたり、お互いの強みを活かして何らかの活動をするといった事もやりやすかったです。先生方にも事前のアポさえしっかり取ればいつでもお会い出来たので、距離は近かった印象です。

満足していること②：留学生との交流機会が多い

静岡大学は海外の提携校があり、交換留学生がよくキャンパスに遊びに来ていました。アメリカ、カナダ、中国、韓国、フランスなどからかなり多彩なメンバーが来ていたので、国際交流をしたい方にはうってつけかと思います。また、留学生と交流できるような機会もたくさんあるので、自分から積極的に足を運びさえすればかなり広いつながりが出来ると思います。私も実際に、大学生から本格的に英語を勉強し始め、会話をする相手として留学生がいたのでありがたかったです。

不満に感じていること：ゼミの充実度にばらつきがある

ゼミナールに関しては正直ゼミによってかなり差があるなという印象でした。私が所属していたゼミはかなり厳しいゼミでしたが、他のゼミの話を聞くとそれって意味あるのかなという内容で進行しているところもありました。2年生に上がるタイミングでゼミ選択を迫られるので、検討できる期間も短く、正直1年間ドタバタしている状況の中で選択するのは少々荷が重い気はします。また、1年時のGPAがゼミ選択に大きく関わるので、それで希望のゼミに入れないとなるとやる気の維持が難しいのかなと思います。

不満に感じていること②：他大学との交流が少ない

サークルや部活を除けば他大学と交流する機会は少し乏しいような気はします。もちろん個々人の自由に任せれば良いかとは思うのですが、それでもある程度は交流する機会があったほうがお互いの強みを活かして面白いコラボになるのではないかと思います。ちなみに私の場合は教員つながりで他大学とのコラボレーション企画に参加した経緯があるので、先生と上手くつながっておくとその後の展開が面白いかもしれません。そのあたりは個人の力量とかやる気の差が出る部分かと思います。

静岡大学のおすすめ学部：人文社会科学部

先ほども申し上げた通り、4つの学科が一堂に会している学部なので交流もしやすいですし、何より先生方のバラエティの豊さが他の学部を圧倒していると思います。また、薬学系のような理系の学部ではないので、比較的自由な時間も取りやすいという特徴があります。

静岡大学に通って良かった？

校風としては非常に自由な雰囲気があり、自分のように何かやってみたいと思っている学生にとっては面白い大学だったなと思います。そして、それをサポートしてくれるだけの力のある教員の皆さんがいるので、上手くサポートしてもらいながらやったら面白いのではないでしょうか。ただし、待ちの姿勢では何も起こらないというのもまた事実です。