武蔵野大学の評判・口コミ【薬学部編】

武蔵野大学の特徴

武蔵野大学は仏教学者である高楠順次郎氏が創立したため、入学式や卒業式、その他式典は浄土真宗に沿って行われています。授業カリキュラムとしてどこの学部にも仏教の科目が存在し、浄土真宗の住職が毎週来られて仏教の歴史などを学ぶ授業があります。また、薬学部で動物実験なども行っているため、年に一度の特別礼拝があり、命のありがたみを知る機会も多くありました。大学の学部としても仏教学研究科が存在し、仏教を専門的に学ぶことも可能です。

志望理由

小学生の頃から薬剤師を目指していたため、最初から大学は特に問わず薬学部志望でした。受験の際は薬学部のみを受験する予定で、武蔵野大学は12月に試験、クリスマス前には結果が出る『Mスカラ』という試験制度があり、合格しました。特に希望の大学はなく、学費が他大よりも高くない点や薬剤師国家試験の合格率が高い点を考慮し、武蔵野大学を選びました。

大学で勉強していること

薬剤師国家試験に必要な学習内容はもちろん、それに付随するさらに細かい知識も学べました。語学も英語の他にドイツ語や中国語なども選択し、授業を受けることが出来ました。勉学のみではなくコミュニケーションや経済学系、仏教のことについても短期集中コースや通常の授業カリキュラムに含まれており、薬学系以外のことも学ぶことができました。

満足していること：薬学部の教授

薬学部は通常の学部と比べて勉強が大変で、留年も多くストレートでの卒業は少し難しくなっています。そのため、学生個人としての学ぶ姿勢も大切になっていますが、1年生の頃から担任制度を設けていて、4年生以降には研究室に在籍するため、学習や生活面などにおいて気軽に教授に相談できる設備が整っています。相談の際も教授は嫌な顔せず、親身になって相談に乗っていただけました。卒業後も連絡を下さる教授がおり、将来のことなど相談に乗っていただくこともできました。

不満に感じていること：駅から遠い

大学の最寄り駅は西武新宿線の田無駅、中央線の三鷹駅、井の頭線の吉祥寺駅がありますが、一番近い田無駅からでも徒歩15分以上かかります。そのため、自転車やバスを使っていた学生がほとんどでしたが、梅雨の時期など雨が降った場合はバスに乗る学生が増えるため、朝一番の授業に間に合うようなバスは満員のことが多かったです。他の一般の方も利用する方が多い路線だったため、私語や奥に詰めない行為などが度々注意されることがあり、通学が不便であまり心地の良いものではありませんでした。

武蔵野大学のおすすめ学部：薬学部

薬剤師になりたいのであれば武蔵野大学はおすすめです。他大の薬学部と比べて薬剤師国家試験の合格率が高いです。その理由として、4年生から国家試験用の対策授業が組み込まれていたり、卒業論文や発表の日程などもきちんと国家試験の日程を考慮して組まれています。研究室の教授のみではなくキャリアセンターというものも存在します。就職についてや国家試験の勉強など、気になることはなんでも相談出来る教授もいてとても心強いです。

武蔵野大学に通って良かった？

総合大学であるため、選択授業において色んな系統の授業が選択できます。そのため、途中で転科をすることも容易かと思われます。また、緑に囲まれていて自然が多く、四季を感じることも多くありました。大学の最寄り駅のひとつである吉祥寺駅は有名で色んな飲食店などもあるため、授業後に吉祥寺駅にて友達と集まったりするのには十分でした。