茨城県立医療大学の評判・口コミ【保健医療学部編】

茨城県立医療大学の特徴

茨城県立医療大学は看護学科の他に理学療法学科、作業療法学科、放射線技術科学科があり、4学科合同での授業が取り入れられています。また、2年生の時に筑波大学の医学部との合同授業もあり、1人の患者さんに対して他職種の視点からサポートをすることの重要性について学ぶことができます。チーム医療について学ぶことで、看護師は患者さんの療養生活をサポートするだけでなく、患者さんと医療職者の橋渡しをする役割があるということに気がつくことができました。

志望理由

母親も看護師をしていることから私も人の役に立つ仕事がしたいと思い、看護学科のある大学を探していました。茨城県立医療大学は実家から通えて教育環境も充実していたため、進学しました。保健師の資格も4年間で取得することができるので将来の選択肢が増え、チーム医療に関する授業が充実していたことにも魅力に感じました。

大学で勉強していること

看護の専門学校とは違って4年制の大学であるため、看護に関することだけでなく社会学や心理学などの基礎科目についても学ぶことができました。看護についての勉強として病態・生理学はもちろん、看護技術の習得のための演習授業や成人看護学、小児看護学といった領域毎の看護についても学ぶことができます。保健師の資格も取得できるため、地域診断の方法や保健福祉についても学ぶことができ、幅広い知識を身につけることができると思います。

満足していること：先生との距離感がちょうどいい

普通の大学では高校に比べて先生と生徒の距離が開いてしまうと思うのですが、茨城県立医療大学は担任の先生と定期的に面談を行ったり、勉学に関すること以外の相談にものってくれたりするなど、とても親身になってくださる先生が多いように感じます。さらに、担任の先生だけでなく看護学科の先生全員がこのように関わってくださるため、困ったことがあった時や落ち込んでいる時にどの先生に相談してもためになるアドバイスをして下さります。スポーツの日や文化祭といったイベントでも先生が積極的に参加しており、信頼関係を築くことができていると思います。

不満に感じていること：交通の便が悪い

茨城県立医療大学は茨城県阿見町にあり、のどかな場所なので交通の便がとても悪いです。学生は実家から通う場合は車がないと厳しいと思います。一人暮らしの人は自転車で通学しています。公共交通機関の場合は荒川沖駅か土浦駅からバスを利用することになります。しかし、バスの本数が少ないことや時間がかかること、料金が高いことから、4年間通して利用することはお勧めできません。また、学内の駐車場の台数が限られているため、条件に満たない場合は車で通学できないこともあり、困っている学生もいました。

茨城県立医療大学のおすすめ学部：看護学科

保健師の資格を取るには大学に入学し直し、さらに1年間学ばなければならないことが多いのですが、茨城県立医療大学では保健師の資格を4年間で取ることができます。そのため、授業や実習も増えて大変ですが、看護師になる上で保健師の知識が役立つこともあると思うので資格を取って損はないと思います。

茨城県立医療大学に通って良かった？

看護学科なので高校の同級生に比べると忙しく、遊べる時間も少ないと感じることも多いですが、その分学習面では充実した時間を過ごすことができるからです。実習もあり、あまり眠れない日もあって辛くなることもありますが、実習を通して社会人としてのマナーや看護に関する知識を身につけることができ、自信にも繋がっています。