島根県立大学の評判・口コミ【総合政策学部編】

志望理由

元々英語が得意だったため、英語に関する仕事として教師がいいのではないかと思い、大学探しをしておりました。ただ、その時はまだ教師に絶対になるとは思っていなかったので、就職も同時に考えられる大学に進学したいと思っていました。そこで見つけたのが島根県立大学です。高校の英語の教員免許を当時は取得可能で、就職率も高いところに惹かれました。受験科目自体はセンター試験3教科と2次試験を英語で受けました。センター試験3教科も得点が高いものを選ぶことができ、2次試験もかなり簡単に感じました。

大学で勉強していること

私は国際関係プログラムを専攻したため、語学や国際法、文学、海外の近現代史などを主に学びました。語学に関しては北東アジアに強いので必修の英語に加え、ロシア語、中国語、韓国語が第二言語として選択可能でした。私は韓国語を選択しました。また、教職を取っていたので、教育学や教育行政学などの教育に関する講義も受けました。元々語学以外にも社会系科目に強い大学だったため、上記以外にも法律や福祉、経営に関する授業も多くあり、実際に受講しました。

満足していること：地方大学ならではの静かな環境と地域貢献

島根県立大学は島根県の中でも浜田市というところにあり、栄えている出雲市や松江市からはかなり離れている田舎です。都会のように遊びの誘惑が少ないので、静かに勉強したい、のんびりとした大学生活を送ることができます。また、地方ということもあり、地域との繋がりが密です。子どものボランティアや地域イベントのお手伝いをするボランティアを活発に行っています。そのため、地域の大人の方が支援してくださることも多いです。中には空き家を利用した海の家を作った学生もいます。自分のペースでやりたいことを実現できる大学です。

不満に感じていること：学びたい授業が集中講義

2年ほど前までは高校の教員免許を取得可能で、私自身も授業を受けていました。しかしながら、教職の先生が大学におらず、ほとんどが集中講義になることが多かったです。集中講義になるとどうしても1週間で一気に授業を受けなければならないので、深くしっかり学びたいにとっては困るところでした。また、授業を受けた後に質問したいとなっても集中講義後には先生は元の場所に帰ってしまうので質問できないこともあり、不便だと感じました。

島根県立大学のおすすめ学部：国際関係学部

当時通っていた時は島根県立大学浜田キャンパスは総合政策学部のみでした。現在は国際関係学部と地域政策学部が新設されています。国際関係プログラムを専攻していたことから国際関係学部をおすすめします。この学部には国際関係コースと国際コミュニケーションコースがあり、地域の課題を国際視点で考えたり、外国語でのコミュニケーション能力の向上をできるところは海外のことに興味がある人には魅力だと思います。

島根県立大学に通って良かった？

通ってよかったと一番思えるところは、多くの素敵な人に出会えたことです。他の学部はある程度進路が限られていると思いますが、私の大学は総合政策学部とはっきりしていないため、様々な進路に進みます。そうなると学ぶことも同じ学生でも違うため、自分とは違った視点を持った人と出会うことができます。今でも連絡し合える信頼出来る友人が出来たことは私にとって財産です。