長崎大学の評判・口コミ【水産学部編】

志望理由

水産学部があり、国立という点で長崎大学を選びました。国立のみを選択の視野に入れていたのは家計の事情からです。水産学部を選んだ理由は、高校3年生になって何に興味があるか考え直した時、海洋について深く学んでみたいという気持ちがあったからです。水産学部を持つ国立大学は限られてくるのですが、その中から長崎大学を選んだ理由は、長崎大学のオープンキャンパスに行った時に是非師事したいと思った教授がいたため、受験しました。

大学で勉強していること

1、2年生の時は主に教養教育科目（英語、数学など基礎科目）を中心に講義を受けました。また、モジュール科目というものがあり、自分の学部の分野以外の専門的なことを軽く学べる科目でした。私はその中で心理検査や美術について学ぶ科目を選択しました。3，4年生の時には主に水産学部の専門科目を中心に講義を受け、動物学や天文気象学について学びました。実習では大学内での実験（魚のスケッチや物理実験）の他に乗船実習を行いました。乗船実習は1年生と3年生で1回ずつ行い、1年生の時は3日間（日数が違うかもしれません）、3年生の時は2週間行いました。

満足していること：24時間通り抜けが出来る

大学の門は24時間空いているため、深夜に家に帰る時等にも大学を遠回りして帰る必要がなく、そのまま大学内を突っ切って通ることが出来ることが一番の利点だと思います。長崎大学は路面電車沿いに位置しており、大学の表側と裏側にそれぞれ住宅がある立地なので、この点に感謝している学生は多いと思います。また、同様の理由で日中から大学内を散歩する一般人の方も多く、幼稚園の園児などが散歩している姿も頻繁に見られます。そのため、市民にも開かれた大学だと感じます。

不満に感じていること：サークルや大学行事の縮小

数年前にサークルや学園祭といった行事に関わる顧問教師が変わったと同時に、これらの費用が削られて縮小傾向にあります。コロナ禍に突入する前から費用がどんどん削減され、部活動やサークルの学外での活動が困難になっていました。その顧問は必要ないものと切り捨て、部長が集まる会議でも偉そうにふんぞり返っていましたが、学園祭や部活動などの縮小は新しく入学する学生数を減少させる一因になると考えます。それ以前に、面白みのない大学になったなと個人的に感じました。

長崎大学のおすすめ学部：工学部

就職率が高く、どんな学生でも早いうちに内定が決まるからです。あまり詳しくは知りませんが、工学部には推薦制度もあり、就職活動に対する地盤が整っていると思います。私の知人の2回留年している学生も早期段階で内定が出ていたので驚きました。正直、どうしてこの人が内定を貰えるんだろうと思うような人も内定が取れるので、留年率は高いのですが行って損はしない学部だと思います。

長崎大学に通って良かった？

並の大学で学べることは十分に学べていると思います。加えて、乗船実習などの体験は他の大学や学部では得難いものだと感じました。また、幸運なことに自分は大学生活の中で気の合う友人に何人も出会うことが出来たので、総合して長崎大学に通ってよかったと感じました。水産学部に限って言えば、全国の様々な場所から学生が集まってきていたので、バラエティに富んでいことが一つの要因だと思います。