東京経済大学の評判・口コミ【現代法学部編】

志望理由

大学受験の時は数学よりも英語や国語が得意な文系であったため、文系の学部が多い大学で、かつどんな就職先にでも通用するような、いわゆる「潰しの効く」学部を軸に選びました。センター試験での結果で合否が分かれる受験方法で受験し、無事に合格しました。その他にも合格していた大学はありましたが、合格した中でも一番学んできたことが分かりやすい「法学部」への入学を決めました。

大学で勉強していること

憲法や民法、刑法などの法学部の典型的な分野と、ジェンダー問題や環境問題、労働問題などの昨今問題となっている事象を法律に絡めて理解する分野と大きく2つに分かれていました。刑法の講義では夏休み中に実際に裁判所を訪ねて裁判を傍聴したり、模擬裁判を行ったりと、座学ばかりではなかったのが印象的です。昨今の問題では、主に労働問題についての講義を履修し、労働基準法を実際にあった事象に当てはめて解決方法を模索したり、討論なども行いました。

満足していること：就職サポートが手厚い

大学の敷地内にキャリアセンターと呼ばれる建物があります。そこでは就職に向けた情報が多く公開されていたり、先輩方の就活体験記などが貼られていたりします。また、就職活動の始まる3～4年生向けに模擬面接をしてくださるスタッフの方が常駐しており、予約をすれば面接の練習ができました。面接後はきちんとフィードバックをくださり、今後の実際の面接でどう活かせば良いかのアドバイスももらうことができました。就職先決定後も、後輩に向けて「どんな業種のどんな企業に内定をいただき、面接ではどんなことを聞かれたか」という細かいヒアリングもあり、就職サポートが手厚いと感じました。

不満に感じていること：マナーの悪い学生への注意が甘い

大学は駅から10~15分ほど歩く距離にあり、通学に使う道は多くが住宅街でした。ほとんどの学生が道いっぱいに広がらない、大声を出さない、歩き煙草は禁止など、当たり前のようなマナーやモラルを守って通学していましたが、中にはその基本的なマナーを守らない人もいました。近隣からの苦情もあったようで、正直同じ大学の学生だと思われたくなかったです。大学側も、学生が履修登録などで使用するWeb上のポータルの個人ページで注意は促していましたが、直接口頭で指導が入るわけではないので、あまり改善されているようには見えませんでした。

東京経済大学のおすすめ学部：経済学部

大学名にも「経済」という文字が入る通り、一番力を入れているのは経済学部だと感じることが多かったです。私は現代法学部でしたが、サークルを通して知り合った経済学部の友人は、より高度な知識を求めて学習している印象が強く、その成果か就活もスムーズに進んでいたように感じます。教授も一番経済学部に力を入れていることがよく分かりました。

東京経済大学に通って良かった？

学習面で特にそう感じました。言い方は悪いですが、正直大学の講義は座学が多く、実践的な学習は少ないと思っていました。ですが、実際講義を受けてみると、裁判の傍聴に行ってレポートにまとめたり、そのレポートを元に大学に戻ってから模擬裁判を実施したりと、想像以上に実践的な学習が多くありました。また、労働問題などの身近な事象の講義は自身が実際に働いていたアルバイト先でも知識が役に立つことがあり、とても驚きましたが、学習していて良かったと強く感じました。