福島大学の評判・口コミ【共生システム理工学類編】

志望理由

正直な話、ランクを落としての受験でした。教育学部は点数が足りず、理工を受けました。数学の教員免許を取れるという事で受験をしましたが、教育学部の授業を卒業単位外で取らなければならないので大変です。しかし、その分教育学部よりも多くの授業を受け、多くの知識が得られます。「教育」よりも「数学」に重点が置かれるので専門的な勉強ができます。高校の教員になるにはこちらの方がいいと思います。現在は数学系の研究室に入っていますが、先生も数学に関する専門的な研究をしているので、将来自信になるような専門的な勉強ができます。

大学で勉強していること

1・2年生は必修で英語と第二外国語の授業があります。1年生は体育も必修です。また、化学、物理、基礎実験は必修となっており、コース分け後はコースによる選択必修ですが、物理化学、電磁気学、心理学、材料工学などを受けました。私は数学の教員免許を取るので、基礎解析学、代数学、幾何学、微分方程式なども取っています。この中には、理工で開講してある科目と、教育学部の方で開講している科目があります。

満足していること：キャンパスが1つしかない

全部ではありませんが、大きい大学はキャンパスが複数あり、学部ごとであったり、学年が変わるとキャンパスが移動したりということがあります。しかし、福島大学は山の中にキャンパスが1つであるので、理工の授業の隣の教室では経済の授業などということも有り得ます。S棟、M棟、L棟の3つの講義棟があり、それらを全学類で共有します。他の学部の人ともよく会いますし、学年の違う知り合いともよく会います。学部、学年関係なく同じキャンパスで学ぶことは出会いも多く、面白いのではないかと思います。

不満に感じていること：陸の孤島

福島大学は良くも悪くも山のなかに存在します。駅から坂道を登らなければならないことも大変なのですが、大学周辺のアパートに住む人は買い物に困るそうです。駅前にファミリーマートが1つあるだけで、他にスーパーなどがありませんので、台風などで電車が止まったりした時にはどこにも行けず、ファミリーマートも空っぽになります。バスもあまり走っていませんし、電車も1時間にせいぜい2本しかないので、ここに住むなら車を手に入れることをオススメします。すぐ近くにお店がないので、ある意味ではお金が貯まりそうです。

福島大学のおすすめ学部：共生システム理工学類

これは私が通っているからではありますが、理科系、情報系なら理工がいいと思います。研究熱心な先生が多いです。数学の教員免許を取る人も、理科も取りたいのであれば理工でどっちも取るのが良いです。教育学部で理科をとる場合は理工の授業を受けますが、数が多い上に卒業単位外なので大変なので、理工で数学の単位を教育学部に取りにいく方が良いです。また、専門知識を勉強するにも理工がオススメです。

福島大学に通って良かった？

浪人したくないが故に入学したわけではありましたが、目標とする教員免許取得までもう少しですし、大変ですが研究室では専門的な学びをしています。先生達から厳しい言葉がたくさんありますが、数学に関する知識が足りないことを痛感し、より頑張らなければならないとモチベーションにもなっています。周りとの人間関係も程よく、都会の大学のようにキラキラしてはいませんが、充実した生活を送れていると思います。