東京医療保健大学の評判・口コミ【医療保健学部編】

志望理由

助産師になるために看護の資格を取得する必要があったため、看護学科に進学しました。都内の指定校推薦で入ることができ、かつ内部進学で大学院の助産額専攻科に行ける大学を探しておりました。本当は日本赤十字大学に行きたかったのですが、成績の良い友人が志望していることも知っていたので、もう一つ枠があったこの大学に決めました。

大学で勉強していること

看護学科ですので看護技術を学ぶのはもちろん、技術を実施する上で根拠となる各臓器の役割などの身体の仕組みや看護師として働く上での倫理観、その他にも栄養学・心理学・薬学などを学びました。看護技術では、患者さんの日常生活を支えるために必要な清潔行動や移動、排泄などで配慮しなければならない点や注意点を学ぶだけでなく、校内のベッドのある部屋を使って実施できるように練習します。また、病院には様々な科が存在するので、急性期・慢性期・精神・小児・母性・在宅といった領域別でも学びを深めています。

満足していること：中規模人数でコミュニケーションをとりやすい

私たちの学部は1学年120名ほどで構成されていますので、単純計算で1～4年生を合計しても480名ほどということになります。人数が多すぎないため、同じ学年の人は自分も相手も一目見れば分かり、コミュニケーションがとりやすいです。また、人数が多くないことで「あの子と同じグループだ」「この子が過去問を持っている」など、誰（whoの部分）を比較的明確に知ることができるのも、コミュニケーションが円滑になる一つの要素になっているのではないかと思います。

不満に感じていること：科目のスケジュール調整が下手

現在、多くの科目がオンラインで調整されていますが、看護の特性上、実技を伴うため、オンラインと対面授業が混合してスケジュールが組まれます。また、選択科目で自分でスケジュールを組む総合大学と違い、ほとんど決められた必修科目で構成されているため、一つ予定がズレただけで他の科目に響きます。各科目の先生方や事務の方がスケジュールの情報を共有し、重ならないように対策をとったり、一括にまとめてスケジュールを公開するべきだと思っています。

東京医療保健大学のおすすめ学部：なし

医療系の大学でそれぞれが「何をしたいか、学びたいか」を明確にして入学していますので、一概にこの学部がおすすめと言うことはできないかと思い、「ない」と回答させていただきました。たとえば、栄養士になりたい方は栄養学科に、災害看護を学びたい方は立川看護学科に、など特色が全く異なります。

東京医療保健大学に通って良かった？

この大学に通ってよかったと思うのは、人数が多くないことでアットホームさがあるためです。コミュニケーションのとりやすさは友人にも先生方にも言えることで、わからないことを聞いたり、どこが不足しているのかを教わることができます。もう一つの良かったと思う点は、看護の学びを通して物事の根拠・理由の大切さを学べたことです。何事も物の道理を理解する必要があり、なぜそうなるのか、なぜその選択が正しいと言えるのかといったことを気づくことができました。