東京聖栄大学の評判・口コミ【健康栄養学部編】

志望理由

関東圏内（主に都内）で管理士になれる大学は多いですが、調理師になれる大学はここだけだからです。他の理由としては、総武線内の駅なので人によりますが通学時に乗り換えが少ないことも選んだ理由です。浅草線への乗り換えもしやすいので、河童橋に行きやすいことも利点です。食品学科のコース次第では付属の専門学校にも通うことができ、本格的な調理の勉強もできます。他のコースを選ぶと商品（メニュー）開発の会社の就職も選択肢に入ります。

大学で勉強していること

1年次は基礎的な勉学（化学や第二言語等）が主です。その他では基礎的な調理実習などがあります。2年次からは本格的な食品の勉強が始まります。また、実際に売ると仮定して商品開発をする授業もあります。研修室には廃棄してしまう食品の一部を使って食品を開発する研究室や、その料理の由来や成り立ち、そのお店が繁盛している理由を研究している研究室があり、大変面白い勉強が出来ます。

満足していること：調理師を目指す環境がとても良い

最寄り駅は調理本の古本屋や河童橋へのアクセスがとても良いので、本格的な調理に関する知識を集めることが出来るのがいい所です。自分の包丁を授業で使える場合もあり、慣れるまでが難しい包丁の砥ぎ方も放課後に教えてもらえます。良いか悪いかは人によって少し違いますが、高校のような授業のコマ割りなので一般的な大学のイメージと違いますが、突然の休講も起きにくいので予定が組みやすいところが個人的には良いなと思っています。

不満に感じていること：やる気のない学生がいる

やる気のない学生はどの大学にもいるものなので悪い点として挙げるにはやや弱いですが、入学するのが簡単な（指定校や一般入試）大学なので、授業に不真面目でこちらのやる気を削ぐ学生が多いことはやはり嫌な点です。これは特に根が真面目な人ほどストレスになりやすいので、実技系（調理実習や実験）で同じ班になった際はかなり大変な事になります。僕が実際に体験した内容になりますが、3人班でそのうち2人が実験に不参加（授業には出るが手伝わない）だったので、週を跨ぐ難しい実験を1人で行ったことがあります。こうなる可能性はかなり低いですが、1学年の学生数が多くないので高校生のまま大学生になったような学生と同じグループになる可能性には注意した方が良いです。

東京聖栄大学のおすすめ学部：健康栄養学部

東京聖栄大学では健康栄養学部一択になります。なので、学部ではなく学科の説明を詳しくします。管理栄養学科では、管理栄養士の資格を得られます。他の大学と同様か、それに近い制度と内容です。僕が通っている食品学科は、卒業時の就職先として調理師（シェフや板前等）とコンビニやチェーン店などのメニュー開発が選択肢に挙がりますが、一般の企業にも入れます。しかし、専門性の高い大学なので目指すなら食に関わる企業を目指すのが良いです。コロナの影響で一部の行事がなくなりましたが、食品学科が出す料理を考え作り、管理栄養学科が出しても良いか検査をして出店する文化祭はここでしか経験できないので、経験としては大変良いものになります。

東京聖栄大学に通って良かった？

高校生のまま大学生になったような学生がまず入らないゼミ（研究室）があり、調理師を目指すならここに入るので真面目な生徒と仲良く活動できます。また、オープンキャンパスの手伝いを頼まれる場合があり、これは社会人になっても通じる良い経験となります。他の大学にも同様の体験が出来る場所はありますが、調理師を目指せる大学でこの条件は東京聖栄大学だけです。