島根大学の評判・口コミ【教育学部編】

志望理由

自分の地元は中国地方であり、家族に何があっても駆けつけることのできる範囲の大学を希望していたので、まずは中国地方の大学に絞りました。また、私は教員になりたかったので、免許を取ることができて自分を成長させることができるカリキュラムのある大学を調べた結果、『1000時間体験学修』がある島根大学を選びました。受験結果は、前期日程で合格しました。

大学で勉強していること

一般教養や外国語はもちろん、学級経営や教育法規、教育原理、臨床心理学、各教科の知識など、教員になるために必要なことを勉強してきました。また、実習やボランティア体験を通して、子どもたちから大人たち、障害を有している人など、様々な人との関わり方や発達段階による違い、その人たちの取り巻く環境について勉強しました。

満足していること：様々な体験ができる

島根大学教育学部には、教育実習だけではなく学校や地域のボランティア体験を行う1000時間体験学修があります。具体的な活動は、部活動の支援員、学童や放課後等デイサービスのスタッフ、地域の行事の手伝い、青少年自然の家の活動のスタッフなどあります。普段の生活で出会えない人やこととの出会いがあったり、今まで興味のなかった分野にチャレンジすることができたりします。時間を貯めるのは大変かもしれませんが、貴重な体験ができると思います。

不満に感じていること：人間科学部

数年前から人間科学部が新たに設置されましたが、その場所は新たに学部棟を設置する訳ではなく、教育学部棟内に設置されました。そのため、教室を借りたくても授業と被りやすくなったり、教育学部にいた先生が人間科学部に移動したりして取得できる免許の幅も減りました。さらに、教育学部の学生の定員も減り、専攻内の活動も人数不足で大規模な活動が難しくなりました。新しい学部の設置はいいと思いますが、他学部へのしわ寄せを最小限に収めてほしいと思います。

島根大学のおすすめ学部：人間科学部か法文学部

教育学部や理系の学部よりも忙しくなく、1回生の頃から時間にゆとりがある印象があります。ただ、教員免許を取得したい方はとてもハードになると思うので、免許を取るならば教育学部をおすすめします。

島根大学に通って良かった？

1000時間体験学修のように他の大学ではできないような体験をすることができるという点では、とても満足しています。ただ、学部の教授が少ないことにより、自分のやりたい研究をすることができなかったり、取得したかった免許がとれなかったりします。予算の関係もあるかと思いますが、今後、もう少し学部の規模が大きくなることを願います。