工学院大学の評判・口コミ【工学部編】

工学院大学の特徴

工学院大学では、「総合文化科目」という4年間のうちに14単位とらなければならない科目があります。総合文化科目は、心理学、社会学、経済学といった文系の科目です。非常に豊富な種類の授業があるので、自分が興味をもっている授業をとることができます。工学院大学は理系の単科大学ですのが、総合文化科目によって文系の授業を受ける機会が与えられています。理系の学部では、このように文系の授業を受けることもできるような特徴は珍しいと思います。

満足していること：ゼミ・研究室

研究室には3年生の後期から配属されます。私は社会で使っていけるようなスキルは授業ではなく研究室でつくと思っています。研究室に配属されて研究を始めてから、初めて専門的な知識を使っていく場が与えられます。私の所属している研究室では学会に論文を出す機会が非常に多いので、その分高度な専門知識を学んでいくことができます。また、研究発表をする機会が非常に多いので、社会人にとっては非常に大切なプレゼンテーションのスキルがつきます。

満足していること②：授業

授業の種類が非常に豊富なところに満足しています。なので、自分が興味をもっている授業で単位数を稼ぐことができます。授業を受けている時間は長いので、その時間を自分が楽しんだり、満足できるかというのは非常に大切だと思います。私は自分が興味を持っている授業を多くとったので、長い授業時間を充実した時間にすることができました。理系の授業ばかり受けていては忘れがちな、社会の仕組みなども学ぶことができ、それは今の自分にいきていると感じるので非常に満足しています。

不満に感じていること：サークル

サークルの数が少ないです。また、工学院大学は八王子と新宿に2つキャンパスがあるのですが、やりたいと思ったサークルが別のキャンパスでおこなわれているものだったというケースが多くがっかりしました。八王子キャンパスには広大な土地があるので様々なスポーツができますが、新宿には狭い体育館しかないので大学内では満足にスポーツをすることができません。体を動かしたいという学生は主に新宿キャンパスで授業を受けることになるとフラストレーションがたまると思います。

不満に感じていること②：キャンパス

八王子キャンパスについては、食堂の席の数が少ないです。学食で食事を買ったものの座る場所が見つからないということがよくありました。また、学食が安くはなくバリエーションに乏しく飽きやすいのも気になります。新宿キャンパスについては学食がなくなってしまいました。なので、食事を食べるためには学校の外に出て外食するか、学校のコンビニを利用するしかないという状況です。昼休みは長くないので、ちゃんとしたものを食べに行く時間がなく、私はコンビニで済ませていました。

工学院大学に通って良かった？

専門的なことを学ぶことになる学科に入りましたので、自分と似たような人が周りに多く楽しく過ごすことができています。時間割も忙しすぎることはなく、アルバイトと両立することができます。新宿にキャンパスがあるので、遊びに行きやすいです。また、専門的なことを徹底的にやる事になります。なので、この分野は自分に向いているのかを再確認することがきでます。就職してから気づくより、学生のうちに気付いた方がいいと思います。