東京薬科大学の評判・口コミ【生命科学部編】

志望理由

元々薬学部を志望していました。その際にこの大学を見つけ、生命科学部の学習内容に興味を持ったからです。生命科学部は薬剤師の資格は得られませんが、薬学の知識を学ぶこともできたり、その他の理系の学習もできます。また、校舎が赤レンガで魅力的だったのも理由の一つです。就職率が非常に高いというところから、真面目な人が多いのではないかと考えました。

大学で勉強していること

体の機能や仕組み、遺伝子や細胞、脳などの生命の基盤となることについて学びました。また、薬科大学ということもあり、薬に関する授業がいくつかあり、薬の作用機序などについても学びました。1年生では基礎科学を中心とした授業が多く、学年が上がるにつれてより専門的な内容の科目が増えていきました。また、そういった授業以外にもプログラミングや体育、法学、教職などの授業もありました。

満足していること：研究設備、実習

私たちの学校では1年生の頃から毎週実験（実習）を行っていました。テーマも偏りがないよう、生物、化学、物理全ての分野を行いました。1年生の頃から実際に手を動かして実験を進めていたため、4年生になった今でもその時の経験が活きていて、基本的な操作方法や器具の使い方などはある程度分かった状態で行うことができています。また、毎回レポートを提出するため知識もしっかり蓄えられ、分からないことがあれば先生やTAが教えてくれるので疑問をもってもしっかりと進めることができました。

不満に感じていること：テスト

テストについて、仕方がないことだとは思うのですが、完全に過去問を持っている・持っていないで大きな差がついてしまうなという印象です。1年生の頃は先輩との関わりが少ないため情報が少なく、うまくテスト対策ができないと単位を落としてしまう人が多い印象でした。内容も過去問とほぼ同じ科目が多いため、ほとんどが暗記が得意な人が良い成績を取っているイメージがあります。そういったものも良いですが、もう少し知識があるからこそ解ける問題があっても良いのではないかと思います。

東京薬科大学のおすすめ学部：生命科学部

就職のことを考えると薬学部の方が就職率が良く、良いように感じます。また、薬科大学ということもあり、少しではありますが薬学部の方が対応が丁寧な感じがします。しかし、生命科学部という広い範囲の学問であるため、就職の幅が広がったり視野も広くなると考えています。

東京薬科大学に通って良かった？

大変なことも多々ありましたが、結果的にはこの大学に通ってよかったと感じています。その理由として大きいのは友人です。テスト期間などは本当に辛いのですが、友人同士で助け合う姿が食堂でよく見られます。また、部活動で薬学部や先輩との関わりができ、様々なことを学ぶことができました。研究室に配属された今も先輩方に恵まれ、毎日楽しく通うことが出来ています。