島根大学の評判・口コミ【法文学部編】

志望理由

元々は別の国立大学を考えていましたが、センター試験で思うように結果を出せませんでした。国立の中でも比較的地元に近い距離だったのと、周りがあまり選択肢がない大学だったため、心機一転するにはちょうど良い大学かなと思って進学を決めました。また、希望した学部学科も当時自分がやりたいと思っていた要素とマッチしていたので決めました。

大学で勉強していること

私が所属していたのは文学部要素の強いところだったので、英語の勉強のほかに日本語の歴史や小説などについても触れていました。普段なにげなく使っている言葉ひとつひとつの音韻の仕組みであったり、小説を読み解く講義などもあったので、一概にレポートといっても量より質を意識したものばかりだったように思います。

満足していること：周りの人柄が良い

入学当初は正直、自分自身が受験に失敗した身であるという気持ちが強かったため、あまり好きになれないだろうなと思っていましたが、結果的に大学時代が最も充実していたように思います。周りの国立大学は広島、岡山、神戸、大阪などのため、失敗して島根大学に進学したという人は先輩にも同級生にも多かったというのも、自分が心を開けた要因な気がしています。学科以外の人とも関わることが多くありましたが、基本的にプライドが強いタイプの人は少なく、割と開き直ったタイプの人が多かったため、打ち解けやすい人が多かったです。

不満に感じていること：アナログ

やはり地方の国立大学ということもあり、なかなかデジタル化が進歩してなかったというのが唯一の懸念点かなと思います。いまはコロナ禍の影響でリモート授業なども充実しているようですが、私がいた当初は連絡事項なども貼り紙をチェックしたりと、かなり古風な感じが多かったように思います。あとは、地域性なのかわかりませんが、割とルーズなところも気になりました。連絡がかなりギリギリだったりすることもあったので困る時もありました。

島根大学のおすすめ学部：法文学部

一番良いなと思っているのは文章力を培える点です。これは社会人になってから感じたところで、質を重視したレポートを作成してきたことがいまに生きています。社会人になるとメールをクライアントに送ったり、社内でも書類を作成することもあるので、非常に使えると思います。

島根大学に通って良かった？

やはり周りの人柄の良さに何度も救われてきたので、私は島根大学を選んで大正解だったと感じています。高校までは進学校にいて、自分や周りのプライドも高かったため、失敗しても一人で閉じこもることの方が多かったのですが、大学ではあっけらかんといられました。学術面ではあまり成長は得られなかったかもしれませんが、生きていく上で大事な考え方を教わった時間でした。