日本赤十字豊田看護大学の評判・口コミ【看護学部編】

満足していること：授業

日本赤十字社の系列の大学であり、他の看護大学と異なり赤十字看護についての授業が多くありました。有事の際の災害救護や血液事業など日本赤十字社が独自に行っている幅広い活動を知るきっかけとなりました。また日本赤十字社は国際救護活動にも力を入れているため、授業内容にも大いに反映されていました。外国語のカリキュラムが多くあったことや実際の現場看護師の公演など、他の看護大学では学べないことが多くあったと感じています。

満足していること②：進路・就職

系列の病院を有していることから就職には非常に有利な大学であると感じました。実習の時から系列の病院に行く機会が多く、また先輩方の就職先も系列の病院が非常に多く、面接や試験についての情報が得やすかったです。それ以外の病院への就職ももちろん可能であり、キャンパス内には誰でも就職先の情報が閲覧できるようになっていました。就職率は非常に高く、教員も親身に進路指導に当たっていたように感じました。そのため就職活動に対しては熱心な大学であったと思います。

不満に感じていること：キャンパスの立地

大学の立地としては周りが山などの自然に囲まれており、勉強しやすい環境ではありました。しかし最寄駅から遠く、スクールバスで20分ほどの時間がかかります。周りには娯楽施設が少なく、本当に丘の上に大学が立っているという状態です。そのため実習などストレスが溜まりやすい時期には少し息苦しく感じることもありました。しかしスクールバスなど交通の便の悪さをフォローする体制があり、通うことは難しくなかったです。

不満に感じていること②：サークル

看護学部であり、必修科目が他の大学の学部に比べて多いと思います。そのためサークル活動は充実させにくく、ほとんど活動していないサークルばかりでした。周りは学業に専念している学生ばかりで、サークル活動に時間を割く余裕がなかったように感じます。また活動人数が少ないことからサークルの勧誘もあまり積極的に行われていませんでした。そのため在学中でも現在活動しているサークルを把握できていない状況でした。

日本赤十字豊田看護大学のおすすめ学部：看護学部

大学には看護学部しかなく、看護に特化した大学です。一学部しかないため本当に専門性の高い大学であると思います。そのため学生同士で情報共有も密に行われていますし、結束も固いと感じます。遊んで楽しい大学生活ではないですが、充実した濃い大学生活が送れると思います。

日本赤十字豊田看護大学に通って良かった？

他の大学の学部と比べて遊ぶ時間がなく、学業に専念していました。大学生になったら自由に遊べるという期待もありましたが、実際はそのような時間は少なかったと感じています。しかし授業や実習を通して大学生活の中で得るものは多く、今でも忘れられない思い出になりました。大学とは本来学ぶために通う場所であり、目的もなくとりあえず進学しようという気持ちで入学する人も多いのではないかと思います。なりたかった職業に就いた今、そういう風に貴重な時間を浪費してしまうのは勿体無いと思いますし、そう思わずに頑張って通うことができて幸せだったと心から思います。