京都工芸繊維大学の評判・口コミ【造形工学課程編】
今回は、京都工芸繊維大学 造形工学課程の卒業生(卒業後2年以内)に京都工芸繊維大学の雰囲気や魅力、特色について、伺いました。お話の中で、「授業の魅力」「学務課の対応」など、在籍している人ならではのリアルな口コミ・評判を教えていただくことができました。後半パートでは、京都工芸繊維大学に通って良かったかについても、ずばり答えていただきましたので、京都工繊 造形に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
回答者プロフィール
- 大学:京都工芸繊維大学 造形工学課程
- 状況:大学卒業後、2年以内
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★☆(満足)
京都工芸繊維大学の特徴
私の大学の特徴は「科学と芸術の融合」です。科学系の学部と芸術系の学部が併存しており、科学系の学生が芸術系の授業を受けることもでき、芸術系の学生が科学系の授業も受けることができます。また、その二つを混ぜ合わせることに専念した特別授業もあります。また、所在地が京都にあるという事もあり、京都の有名な住職や、哲学者、建築家、医者、造園職人や大工、学芸員などがやって来て授業をしてくれます。また、京都の地酒の授業もあります。
満足していること:授業
満足している理由は、先にも書いた通り、京都の有名な住職や、哲学者、建築家、医者、造園職人や大工、学芸員などがやって来て授業をしてくれるからです。また、京都の伝統工芸についての社会科見学も充実しており、西陣織りの工場へ行ったり、地酒の製造を見学したりすることができます。また、教授の授業は毎年変わり、単位はすでに取っているのにもう一度受けたくなるような、面白くてとても楽しい授業ばかりです。難易度も簡単すぎず難しすぎず、人数も少なくてとてもいいです。
満足していること②:進路・就職
進路・就職に満足している理由は、やはり「日本で最も優れた建築学科」という名目であることによります。京都工繊出身であると言えば、非常にハイセンスかつ論理的で明晰な設計をすることが期待され、信頼されます。そのような教育をしっかりと叩き込んでくれるわけですが、それでいてメディアに媚びるわけではなく、「ホンモノ」の実力者だけが揃っている、知る人ぞ知る精鋭部隊といったイメージがあり、そこが格好良くて気に入っています。
不満に感じていること:学務課の対応
さすがに少しずつ変わってきてはいましたが、授業の連絡が、構内の掲示板へ出されるのみ、成績発表も単位発表も生徒への呼び出しも、メールを一切使わず全て掲示板のみなのが不満でした。掲示板を見落とすと単位を取りそこねる事態にも。また、これは造形工学課程だけかもしれませんが、授業の休講連絡が掲示板にすら掲示されず、全て口伝えという場合が多々ありました。人付き合いが苦手で、友達のいなかった私は情報の連絡網に洩れ、休講や教室移動の事実を知らないままでいたこともありましたし、先生自身が休講連絡をせずに授業に最後まで来ない事も度々あります。
不満に感じていること②:キャンパスの立地
京都工芸繊維大学は、京都から地下鉄で20分ほど行ったところにある、比叡山のふもと。ほぼ山の中で、大文字焼きの山のすぐふもとです。冬は極寒、夏は手を振れば汗をかいた腕に小バエが大量にへばりつくほどの虫地獄。当然構内にもムカデやゴキブリ、蛾やクモが大量に侵入してきますし、近くにアパートを借りていればそこも当然同じような地獄となります。あと、キャンパス内の環境の不満としては、講義室の椅子が固く、長時間座っていると我慢できなくなるほどお尻が痛みます。
京都工芸繊維大学のおすすめ学部:デザイン経営学部
デザイン経営学部は、経営学を学ぶことができます。と言ってもいわゆる経済的、会計学的なことではなく、デザイン、つまり「ベンチャー」的な経営学を学ぶことができるのです。「経営学」と呼ぶよりは、「起業学」と言ったほうがいいかも知れません。
京都工芸繊維大学に通って良かった?
建築関係の人に「京都工芸繊維大学に通っています」と言うと、「建築系では最高の大学だ」と言われるのが嬉しいです。この大学を知らなくても、「国立大学なんだね」と褒められますし、知る人ぞ知る「本物」の良さがある大学で、「本物」を見聞きすることができて、本当に有意義な体験ができたと思っています。教授たちはみな真面目で熱心で「研究の虫」ですし、良い意味で「象牙の塔」という言葉がこれほど当てはまる大学はほかにないでしょう(象牙の塔じゃないですけど)。
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京都工芸繊維大学 造形工学課程の基本情報
- 名称:京都工芸繊維大学 造形工学課程
- 法人名:国立大学法人京都工芸繊維大学
- キャンパス:本キャンパス
- アクセス:市営地下鉄烏丸線松ヶ崎駅下車、徒歩8分
- 所在地:〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町1
- 公式HP:https://www.kit.ac.jp/edu_index/sg-science-and-technology-color/architecture-and-design/
目次
京都工芸繊維大学の特徴満足していること:授業
満足していること②:進路・就職
不満に感じていること:学務課の対応
不満に感じていること②:キャンパスの立地
京都工芸繊維大学のおすすめ学部:デザイン経営学部
京都工芸繊維大学に通って良かった?
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名無しさん
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