鹿児島大学の評判・口コミ【工学部編】

鹿児島大学の特徴

鹿児島大学では鹿児島ならではの授業があります。焼酎の授業を選択すれば、20歳以上であれば実際に授業の一環で焼酎を飲むことができます。他にも桜島に関する授業も選択することができます。また国立大学にしては豊富な学部数で医学部、歯学部、獣医学部など多様な学部があり、火山に関する研究を行う鹿児島ならではの学部もあります。大学祭ではこの前で最後になったようですが、前夜祭として各サークルで、みこしを作り大学の周りを行脚するというのも有名でした。

満足していること：進路・就職

私の学科では4年生になると毎週様々な会社のOBが訪問し、その会社についての説明や業界について教えていただけるという時間がありました。その会社について興味が沸いたら、その後時間をとって話をするという時間が設けられました。そこで個人的にやり取りを行い、そのOBの方にリクルーターとしやってもらい、就職する人もいました。また、学部外でも大学側が面接練習やエントリーシートの指導を行ってくれることもありました。就職に関しては大学として力を入れて入れているように感じました。

満足していること②：キャンパスの立地

鹿児島大学の立地としては徒歩圏内の場所に新幹線の終点であります鹿児島中央駅があります。また、すぐそばを市電が通っていますので、鹿児島市内の主要な場所へは市電を使って行くことができますので便利です。鹿児島一の繁華街の天文館には自転車で簡単に行くことができますので、飲み会となれば大学近くか天文館といったように苦労はしなかったです。これは鹿児島としては仕方のないことですが桜島が噴火すると、風向きによっては灰が降ってしまう場所ではあります。

不満に感じていること：キャンパスの環境

私自身あまり不満に感じたことはないですが、学部学科によって建物の古さがあるようで、年中どこかしらの建物の工事をしていたように思います。授業中に工事の音がうるさいと感じたことがありました。加えて銀杏の木が構内に植えられていますので、時期によって匂いがきついこともあります。構内は車の行き来が可能ですので人が多い時期は危ないなと思うこともありました。ですが、図書館や共通棟などのみんなが使うような建物は綺麗であったと思います。

不満に感じていること②：部活動

私自身部活動に所属していたわけではありませんし、周りに部活動に所属している人はあまり見なかったですが、大学自体部活動にあまり力を入れていないのかそこまで強い部活動はなかったと思います。そのためか教授によっては部活動への理解が少ない人もいて、ある学生が部活動の大会で授業に来なかったとき、あまり良くない顔をされている光景も度々見受けられました。ただ、学科の中でも部活に所属しているのは少なかったので、まれな存在として部活をしている人は少し人気者でした。

鹿児島大学のおすすめ学部：工学部

鹿児島大学の工学部は偏差値としては大学の中では最も低いですが、就職率は大学内で最も高く、就職先には苦労しないと思います。特にやることが決まっていない人にはお勧めの学部です。学部内でも必ずしも大学で勉強したことを生かせる就職先につく人ばかりでもないのでその辺りの自由度は高いと思います。

鹿児島大学に通って良かった？

卒業してからも連絡を取り、飲みに行く友達を作ることができました。なんにせよ鹿児島大学は気の優しい人が多いので過ごしやすく、誰でも友を作ることができるような大学であると思います。また、真面目な学生も多いので研究室に所属しても切磋琢磨していける環境にあると思います。勉強を頑張りたい人、サークルを楽しみたい人それぞれ色んな人がいると思いますが、どんな人でも良い大学生活が送れると思います。暖かい気候と暖かい人の鹿児島大学です。