鹿児島大学の評判・口コミ【歯学部編】

満足していること：鹿児島県民が優しい

鹿児島大学に通っていると、鹿児島県内では丁寧な扱いを受けます。鹿児島県民の県民性として、知り合ってすぐに素性を聞くので、よく大学名を聞かれ、何度「偉いね」「勉強頑張ったね」と言われたかわかりません。また、鹿児島県民の方は本当に優しく、道に迷ったり、一人暮らしで困ったりした時など、どこでも助けてくれる方がいらっしゃいます。初めての一人暮らしで不安でしたが、鹿児島県だから助かった面も多かったです。

満足していること②：ゼミ

鹿児島大学歯学部のゼミは、各診療科に1つずつと、基礎系の科目にも1つずつあります。ゼミに入る事も抜ける事も自由です。何より、勉強場所を机単位で貸していただけるゼミが多いです。歯学部は、大学生活で他の学部とは比にならない勉強量が待っています。そんな時に、資料の揃った環境、先輩にすぐ聞ける状態で勉強が出来ることは素晴らしいと思いました。

不満に感じていること：立地が悪い

鹿児島大学は、医学部歯学部のみ、大学病院に併設されています。他の学部は鹿児島市内の、県内の中では交通の便の良い場所にあります。しかし、医学部歯学部は、そこから数キロ離れた急勾配の坂の上にあるため、徒歩での通学が容易ではありません。どのくらい急勾配かと言うと、男子大学生が自転車の立ち漕ぎで一気に登れないほどです。坂の上に一人暮らしをすると、スーパーや娯楽施設がほとんどありません。坂の下からのバスの本数も少なく、交通の便は良くないです。

不満に感じていること②：学食のコスパが悪い

学食というと、安価で量の多いイメージだったのですが鹿児島大学の学食は料金も量も普通です。鹿児島県の物価が安いせいか、大学周りに500円で量の多い定食屋が多数あります。それに比較すると、料金は同程度で量が少なく、味もイマイチなため、学食はあまり人気がありません。大学周りの定食屋は毎日混んでいますが、学食は空いています。

鹿児島大学のおすすめ学部：工学部

鹿児島以外で就職する可能性も考えることができ、大学生活の利便性も兼ね備えているためです。学部キャンパスの立地が良く、家賃生活費も抑えることができます。就職に有利な理系であり、鹿児島県内の企業であれば、引く手あまたの学部となっています。大学の卒業に必要な単位数も少なく、大学生活を送りながら将来のキャリアプランに関わるポートフォリオを作ることも十分可能です。

鹿児島大学に通って良かった？

自身が千葉県出身のため、鹿児島県という新しい土地で一人暮らしを経験出来て良かったです。県民性の違いを肌で感じ、多少の不便はありますが、優しい方が多い鹿児島の県民性を知ることが出来ました。また、鹿児島大学ならではの「離島実習」に参加でき、離島の診療状況や生活環境を知る機会は、一生でもこの大学生活でのみの経験となりました。