口コミから見た、横浜市立大学の評判は？

地域に密着している

横浜市立大学は昔からこの土地にある大学なので、学生時代に研究の一環として横浜市内の方々にお話を伺いに行く際も、先方が「市大の学生さんなら歓迎するよ」と快諾してくださることが多かったです。横浜市内や金沢区内の実家から通学しているような地元出身の子も多く通っている大学なので、キャンパス周辺での学生の言動も地域に恥じない質の良さでした。大学と地域の間でこうして築かれた長年の信頼関係があるおかげで、地域に密着したフィールドワークもやりやすかったです。

規模が小さい

学生数が一つのキャンパスに一学年でも1000人未満なので、学生同士の距離感がとても近く、多くの友達を結果的に作ることができました。規模が小さいからこそ授業が被る同級生がかなり多いので、ただ単に授業に出ているだけで多くの人と顔見知りになれます。大規模の大学だと最初にできるグループに乗り遅れてしまった場合、そこから友達を作っていくのはなかなか困難になりがちと聞きますが、ここの大学はあまりそういった自体には陥ることはないと思います。

講義

医師になることが目標のため、講義を最も重要視しています。学生思いな教員も多く、学びやすい環境だと思います。実習もいくつかあり、医学の基礎となる実験をすることは良い体験となりました。個人的には4年次のリサーチクラークシップを楽しみにしています。通称リサクラと呼ばれており、研究室に半年ほど配属されます。私は臨床医を目指していますが、研究は医療に必須のものであり、興味深いと思っているため貴重な機会だと思っています。

英語教育

『Practical English』という授業に合格することが全学生に義務付けられています。TOEFLやTOEICの点数次第で入学時に免除することができる学生もいますが、ほとんどの学生が履修することになります。週に3回授業があり、8割出席しないといけないので英語に触れる機会はかなりあると思います。少人数授業なので英語でのコミュニケーションにも自信がつくようになると思います。また、PEセンターという教室ではいつでも外国人講師と話ができるようになっています。

小規模で面倒見が良い

横浜市立大学の特徴として「小規模で面倒見が良い」が挙げられます。2年次から自身の興味に沿ってコースを選択し、ゼミに所属します。ノンゼミということはなく、全員ゼミに所属します。1ゼミ4～13人程で構成されており、少人数なのでゼミの教授の丁寧なご指導を受けることが出来ます。他の授業も他の大学と比較して人数が少なめなので質問もしやすい環境にあります。施設も混むということもあまりなく、使いやすいです。総合的にみて勉学に集中しやすい環境が整っていると思います。

小規模でアットホーム

市立大学のためキャンパスも狭く学生数も少ないです。都内の私立大学のようなThe大学という雰囲気はなく、ちょっと広い高校のような雰囲気で、キラキラ大学生への憧れも多少ありました。しかし小規模だからこそ繋がりの深さを感じることが多々ありました。友達の友達は友達ということはよくあり、お昼休みにはみんなワイワイと明るい声がよく聞こえていました。先生方も親身になって話を聞いてくださる方が多く、アットホームな雰囲気でした。

静かな勉強環境がある

基本的に学生数が少なく、場所も金沢八景という横浜の端っこの方にあるため、キャンパス内に穏やかな空気が流れています。学生も落ち着いた人が多く学内で騒いだりするサークル生などもいません。学校の裏には森があり、たぬきが頻繁にキャンパス内に現れるほど自然豊かです。キャンパス内は古い建物が多いですが、特に学生情報教室、図書館が静かで勉強には最適です。仲間で教えあいながら勉強をしたい場合はYCUスクエアの一階がおすすめです。

生徒数が比較的少ない

大学内には、カリフォルニアディズニーへの留学、他大学との交換留学制度、短期の特別プログラムなど、様々な留学制度が設けられています。そこで私が感じたのは、大学の生徒数が少ないので自分が参加できる可能性が高まるということです。実際に2年生の時、中国上海への1ヶ月特別プログラムがあることを知り応募しました。応募書類を用意し、面接の結果次第で1名のみ参加できるとのことでしたが、応募者が私だけだったようで、参加するチャンスを得ることができました。

学生に対する教授数が他大と比較して多い

生徒数が少ない小規模な大学であるため、研究室やゼミの場面で教授か生徒を受け持つ人数が少なくなり、そのため活動の際にはより密接に、細やかに打ち合わせや相談などができる点がいいです。授業もものによって少人数になることがありますが、またその場面でも教授に対して質問もしやすく、時間もとってくれることが多いため、疑問に思ったことや興味を持ったことに対して時間を割いて話をしてくれます。そのため、基本的にはフレンドリーな教授が多くいて、教授間でも交流があり関係が広がりやすいです。

部活動

私は軽音楽部に所属しているのですが、約1年前まで部長を務めていました。他の部活の部室は通常1つなのですが、私たちの部活は部員数が100人ほどで大規模であり、ライブがあるごとに各バンド練習するための部室として大学側から2つの部室を授けてもらっており、いろいろな面で大学側に考慮いただいていると感じています。また毎年、備品調達のための費用として十分な援助も大学からなされており、感謝しております。また部活内で大学に迷惑をかけるような問題が起きてしまった時、学生担当の方が真摯に対応して下さり、学生に親身になってくれる職員さんが多いなと感じています。

グローバル化が進んでいる

当大学は、国際性を謳っているだけあって様々な国からの留学生や学生がいます。なので日本人以外の方がいる環境にはすぐに慣れましたし、英語など第二言語を勉強したいという意識がどこからか生まれるような雰囲気が好きでした。また大学1年生の頃から英語を学び、さらに理学系では科学や物理も英語の教科書を使い授業を行なっていました。あまり規模は大きくない大学ですが、だからこそのアットホーム感、それでいて自分の好きな英語も学べるという点が良かったです。

ゼミ（コース）

比較的必修の多いコースを選択してしまいましたが、その分教員のサポートが手厚く、勉強した！と自信を持って言えるくらい、大学生として本来あるべき姿で卒業できました。必修の中には、夏季休暇中に国内もしくは海外どちらかを選択して行われる実習があります。わたしは海外を選択しましたが、後援会から費用のサポートを得られるため、破格の値段で行けて、楽しかったです。コース間の距離も比較的近く、ゼミをまたいでの交流があったのも良い点としてあげられます。

進路・就職

横浜市立大学は日本の大学の中で1番の就職率を誇っています。それは日々授業や部活動を通し培ってきた多方面の能力、緑豊かなキャンパスに通いながら育まれた豊かで素直な心のおかげだと感じます。立地が田舎寄りで周りに誘惑が少ないためか、真面目な生徒が多いように思います。また多くの留学生がキャンパスを歩いているのを見かけ、困っている様子であれば助けている人をよく見かけます。そのような、日々の整った環境で4年間しっかりと学んだ生徒たちだからこそ、就職にも強いと感じます。また一人一人がハッキリとしたビジョンを持ってインターンに臨んだり留学に行ったりしています。そのように自分の意志で行動を起こすことができ、それを手厚くサポートしてくれる環境があるから、最大限に能力を伸ばせるのだと思います。その全てが高い就職率という結果に結びついているのです。

部活動

私は体育会陸上競技部に所属しています。高校時代にはインターハイ排出をしているレベルの、いわゆる強豪校で主将をしていた経験もあり、陸上競技に対する自信はそれなりにあります。しかし、横浜市立大学の陸上部のレベルは正直高くはありません。ではどうして満足しているのかというと、選手一人一人の自主性が輝いていると感じたからです。ほかのスポーツでも基本的にコーチや、監督といった指導者の存在は大きく、指導者が練習メニューを組んだり、試合での指示を行います。しかし、横浜市立大学には指導者がいません。すべて選手自らが考えて練習し、試合で活躍します。他の環境では中々持つことができない自主性を持つことができる点に満足しました。

図書館の蔵書が不十分

横浜市立の大学＝公立の大学なので、私立や国立の大学と比較してしまうと（もちろん予算の都合上、仕方のない事情ではありますが）どうしても図書館が小規模で、蔵書の数も質も研究に不十分なところはありました。教授も「大学の図書館はその大学の質を表す施設なのに」と嘆いていました。当時は市立図書館や近隣の大学図書館の蔵書を利用しながら研究していましたが、ひとつの研究施設としては、やはり図書館をもっと重んじてほしかったです。

運動場の面積が極めて小さい

部活動をするとなればの話ではありますが、第一グラウンドと言われるメイングラウンドは高校のグラウンドとほぼ同じくらいの規模しかありません。グラウンドは二つあります。第二グラウンドは少しそこに辿り着くまでの階段や坂がしんどいですが、芝生のグラウンドで景色もいいので整っています。しかし、第一グラウンドは部活の時間にアメフト、ラグビー、陸上、野球と多くの部が同じ時間に活動をしなければいけない為、他の部のボールが飛んでくることはよくあり、危ないです。

連絡がわかりにくい

医学科は他の学部と異なり、同じ学科の全員が同じ講義を受講します。よって教員や事務側との連絡は体系づけて行えると思います。しかし、講義によって連絡手段が異なるため、把握するのが複雑です。さらに連絡が明らかに遅れたり、こちらが気づきにくい手段で連絡が共有されていることがありました。特に、提出物や講義変更の連絡をわかりやすくしてほしいと思っています。学生側に共有しやすい連絡手段を設けて欲しいです。

学校周辺があまり栄えていない

学校の周辺には小さめのイオンがあるだけで、ほとんど何の施設もありません。校内は狭くて図書館などもすぐ埋まってしまうので、空きコマを過ごす場所に困ります。ご飯を食べる場所もなく、コンビニか学校の食堂に限られてしまいます。しかし、食堂も1つしかないうえに狭いのでなかなか席を確保することもできません。周辺地域に安い学生向けの食堂やカフェがあれば、生徒も分散してもっと過ごしやすくなるのになと感じることがよくあります。

英語がある程度出来ないと厳しい

プラクティカル・イングリッシュ（PE）という制度があり、英検準1級・TOEIC600点・TOEFL500点のいずれかを2年で取得出来なければ、3年生に進級する事が出来ません。英語が苦手だな、勉強をしたくないという方には少々厳しいかもしれません。英語が得意、積極的に勉強したいと思っている方にはちょうど良い環境にはあると思います。この資格を取らなければ他の授業の単位が取れていたとしても留年することになるので、プレッシャーも相まってこの制度はいかがなものかと思います。

国際性は一部だけ

大学では国際性を大々的に掲げています。学部も医学部と国際総合科学部しかありませんでした。海外に興味を持って入学する人は多く、入学試験も英語があります。入学後は、2年生の冬ごろまでにTOEIC600点以上取得など、3年生に進級するには英語の条件をクリアする必要がありました。しかしこれをクリアしてしまえば、たとえ第2外国語を受講しなくてもその後英語の授業を受けなくても大丈夫でした。また、この英語の進級条件をクリアできず留年するが多数いました。

留学制度が不完全

国際学部を謳っているにも関わらず、実質留学生の数は少ないですし、留学制度が全くと言っていいほど整っていません。学内の留学制度は煩雑で成績も求められることから、私の周りの多くの学生は「トビタテ」という政府の留学制度を利用し夢を叶えていました。ゼミの海外地域研修でも、どういう基準なのか不明ですがニューヨークの地域実習は可決され、他ゼミの中東地域やアフリカには渡航許可が出ないことがありました。学生の海外進出に不寛容な印象です。

立地と規模が小さい

私が不満に感じているのは、通学の際に通らなければならない踏切です。この踏切は、長くて5分〜10分も遮断機が上がらず電車が左右から連続で通ります。このせいで授業に遅刻した事が何度もあり、急いでる学生の中には遮断機が降りてから渡ろうとする人も少なくありません。とても危険だと感じているので、橋などが出来たらいいと思っています。また、大学内にはコンビニ２つと食堂しか無いので、昼休みはどこも混んでいて不便です。

学務窓口の対応があまり良くない

学務窓口が開く時間が1時限目に間に合わない時間で、授業前に何か窓口に行って用を済ませたい人にはかなり不便です。また、学務の仕事ぶりもあまりいいとは思えない印象で、学生の活動については協力が消極的です。部活動に対しては設備への投資をあまりしてくれないことと、管理が甘い事、関甲信大会という対校戦への参加を奨励するものの助成金があまり多くなく、学生側の負担が大きくなることなどがあります。学生の利用するポータルの管理も学務が行いますが、連絡が遅かったり履修締め切り前などアクセスが集中すると回線落ちが激しかったりします。

留学制度がそれほど充実していない

大学はグローバルな人材を育てることを謳って、国際総合科学部という学部を開設していたりするのですが、交換留学の制度がそれほど充実しておりません。海外との提携大学が少ない上に、募集人員も少なく限られた人しか行くことができません。そのため多くの人は外の留学エージェントを利用したり、個人的に申し込まなければなりません。わたしも実際にタイに留学中なのですが、全て個人的に手配し大学側の支援はありませんでした。

サークル

私は高校までソフトテニス部で活動しておりました。大学以降も続ける気で入学しましたが、部活やサークルの案内を見るとソフトテニスは１つもありませんでした。硬式テニスはサークルも部活もどちらもあったので期待していたので残念でした。硬式に転換しようと思いましたが、部活は厳しすぎ、逆にサークルはほぼ遊び感覚のようだったので結局どちらにも入らずに終わってしまいました。ここ数年でソフトテニスサークルが発足したと聞いたので、これから入る方には朗報かもしれません。

施設の設備

主に問題視しているのは空調管理と駐輪場です。空調は、いくら暑くても寒くても、規定の時期もしくは気温を越えなくては稼働されません。暑い場合は窓を開けるしかなく、寒い場合は上着を羽織ったり、ブランケットを活用している生徒もいました。一度空調が稼働すると、効きすぎなのも嫌でした。これに関しては個人差があると思いますが、少なくとも周囲の女子から聞かれる不満の1つでした。駐輪場に関しては、自転車か徒歩でしか通学できないのにもかかわらず、駐輪場に屋根がないことです。4年間つけてくれと訴えてきましたが、特に変化はありませんでした。

留学制度

横浜市立大学には本当に優秀な生徒が多いです。そのため授業でいい成績を修めるのも簡単ではありませんし、ましてや学校側が提供する留学制度を使って留学するのはとても大変です。交換留学などは1人や2人の枠を何人もの優秀な生徒で競うため、生半可な気持ちでは選考を通過することはできません。そのため多くの生徒は、外部の制度などを活用して留学に行ったりします。その点では、やる気ある在学生のほとんどが学校の提供する制度で留学できればいいのに、と感じることはあります。

進路・就職

私は今年就職活動の立場にあり、現在は落ち着いている状況です。そこで感じたことが、大学側の就職活動に対する関心が他の大学と比べて、かなり低いと実感しました。というのも、他の大学では就職活動に備えて、セミナーを必修として開講したり、学内イベントを活発に開いたり、早い段階から就職活動に対して意識を高めさせていました。しかし、横浜市立大学では基本的に学生自らが行動しないと、セミナーの存在や、イベントなど知ることができません。これは学生自らが就職活動に対して、意識を向けるためには良い面もあるとは思いますが、部活動やゼミ活動などで忙しい人にとっては、少々大変なのではないかと感じました。

国際総合科学部

外国語の教育に力を特に入れている学部なので、グローバルな環境で働きたいと考えている人にもおすすめです。横浜市内では実際に、英語や中国語を話せたり書けたりするとより待遇のよくなるお仕事も多いです。せっかく鍛えた外国語のスキルを大学の受験シーズンだけで使い捨てにしてしまうのはとてももったいないので、大学入学後も外国語をたくさん学び続けられる環境であるこの学部をおすすめします。

データサイエンス学部

私が通っていた頃は学部が一つしかなかったのですが、学部の再編によって新たにデータサイエンス学部が設立されました。これからAIが徐々に台頭していく中で、それらを構成するプログラミング、データ分析をメインに学べるのはもちろん、学校の方針として英語もしっかりと学習しないと卒業ができないようにもなっています。卒業する頃には多種多様な能力を身に付けた、幅広い視野を持って行動できる社会人として羽ばたけると思います。

医学部 医学科

私自身が医学部であり、他学部の学生や教員と関わりがほぼないため、他の学部について詳しく知りません。医学科は何より入学が困難かと思いますが、志を持って入学することができれば良い環境だと思います。講義については上で述べた通りです。他に部活動も週に1～3回と学業と両立しやすいです。

国際総合科学部

国際総合科学部の中にも3つのコースがあり、他のコースを選択した学生とも交流する機会があるので視野がとても広がります。自分の興味のあることが絶対に見つかるというくらい幅広い内容の授業があり、とても充実していると思います。

国際商学部

経営学・会計学・経済学のいずれかを学びたい、かつ英語にも力を入れたいと思う方におすすめで出来る学部です。特に、会計学には実績のある教授がたくさんいるので勉強のしがいがあると思います。会計学を英語で学ぶ授業もあるので、これから必要な人材になることもできるのではないかと思います。

国際総合科学部 国際総合科学科

国際総合科学部国際総合科学科の中に、さらに文学系や社会系、経済系、理学系と専門の分野は分かれていました。しかし、学部学科は同じなので専門分野以外の授業を受けることが容易にできました。興味関心のある分野の授業を受けることができ、本当に面白かったです。

データサイエンス学部

最近新設された注目の学部です。これからの時代に必須と言われるプログラミングスキルや、その他エンジニアとしてのスキルを実践的に学べるようです。これからの就職難の時代にはスキルを身に付けることが良いのではないでしょうか。

国際総合科学部 経営科学系

国際総合科学部の中でも、教養学系と都市学系という選択肢がありますが、内容は経営科学系に比べて専門的ではないです。もちろん興味があるなら良いと思いますが、簿記などの資格や検定にも繋がる授業の多い経営科学系をおすすめします。

国際総合科学部

国際総合科学部は国際教養学系、国際都市学系、理学系、経営学系の4つに分かれており、文系、理系が混在していて取る授業にも多様性があるため、大学で何を勉強したいかを決めておらず、とりあえず入学したという人でもやりたいことを見つけることができる学部です。2年生から専門的になっていくことでさらに興味を掘り進めていくことができ、有意義に大学を過ごせます。

国際総合科学部

まず横浜市立大学は医学部、看護学部、データサイエンス学部、国際総合科学部があるのですが、国際総合科学部以外の学部は、専門性が強いのでそういった興味が強い人にはいいかもしれませんが、忙しく一般的な大学生と呼ばれるようなキャンパスライフを送りたい人には向いてないと思います。国際総合科学部は程よく勉強し、大学生活を満喫したい人にうってつけです。

国際総合科学部

国際総合科学部は、さらにいくつかの学系に分かれています。文系や理系、グローバル系などがあり、入学時に選択をします。しかし学部に入って色々学んでから変更することも可能です。なので最初の選択で行き詰まっても、学系を変更することにより、大学の道を潰さず新たな道に進んで行けることが最大の魅力だと思います。

国際総合科学部国際総合化学科国際都市学系

わたしの所属するコースが、最も楽しく学べると感じたからです。学ぶというのは学術的な面だけでなく、人間関係やグループとしての活動の仕方、グループ内での活躍の仕方など、社会へ出た時求められる資質も学べます。就職活動期間にこの経験をしていて良かったと心底思いました。

国際総合科学部

国際総合科学部には国際教養学系、国際都市学系、経営学系、理学系、とさまざまな分野の垣根を越えた学系が集まっています。転学部することはなかなか簡単なことではありませんが、国際総合科学部の場合、同じ学部の中で専攻分野を変えるという形になるので比較的方向転換がしやすい環境です。大学に入った後に本当にやりたいことが見つかるということも少なくはありません。そんな時にも自分のやりたい方向へ変わることができる国際総合科学部はとても良い学部だと思います。

国際総合科学部 経営学系

学部自体は国際総合科学部と、医学部しかないため、その下の学系を選ばせてもらいます。経営学系がとにかくお勧めです。私自身経営学系に所属しているのですが、座学に留まらない学びが提供されている点に感動を覚えました。私は横浜市経済局の方と協同して、企業を80社集めて見本市のイベントをマネジメントするといった、大規模な学びを行いました。これは経営学系でしかできないことだと思います。やはり記憶に残る学びとは、実際に目で見て、肌で感じることができる学びだと思います。その点、経営学系では記憶に残る学びをすることができるので、非常にお勧めです。

横浜市立大学に通って良かった

他の大学とは違ってコンパクトにまとまっていて構内を移動しやすいキャンパスをはじめとして、良い意味でのまったりとしたローカルさが居心地の良い大学でした。横浜市外から入学した学生も、一年次には横浜市や金沢区について学べる機会が何度もあるので、入学すればきっとこの土地とこの大学を好きになると思います。

横浜市立大学に通って良かったと強く思う

就職にとても強い大学ですので、卒業してからも皆それぞれが面白い経験や、しっかりした実務経験を得ていることが多いです。また、全国各地から学生が来ますが、皆何かしらの野望を持っています。2年生くらいまではキャンパスライフを楽しみつつも、3年生くらいになると皆真面目に就活に取り組みだし、結果を出していく姿を目の当たりにしました。

横浜市立大学に通って良かったと強く思う

医師になりたいという願望を実現することができるため、医学科に入ることができてよかったです。さらに実家から通うことができ、国公立であるため学費が安いというのは非常に良い点です。個人的には最高の選択肢であったと感じています。また、将来の観点でも附属病院は横浜市の中心的な病院であるため、医師になった際にも良い知識を得られると思っています。

横浜市立大学に通って良かった

入学前に留学経験がある生徒や在学中に留学に行く学生がとても多く、国際的な意識が高い学生がたくさんいるからです。国際的な視野で物事を考えている人が多いのでとても刺激を受けます。教授や講師の方も学生のことを信頼してくれていると感じることも多くあります。そのため、授業が毎回円滑に進み、効率よく勉強ができる環境であると思います。

横浜市立大学に通って良かった

横浜市立大学に通って良かった

大学生活を通して、勉強だけでなく様々な人と出会えることができたからです。市立大学ではありますが、北は北海道、南は沖縄まで全国から学生が集まっていました。入学したばかりの頃は特に様々な都道府県の言葉が飛び交っていました。また、大学自体が小規模なので、部活やサークルの人数も多すぎず最大でも100名ほどでした。部活動では同期、先輩、後輩と、横にも縦にも繋がって、現役時代に関わることのなかったOG、OBさんとの繋がりも広がったことが良かったです。

横浜市立大学に通って良かった

1、2年生のうちに基礎教養科目の単位をほとんど取得していたので、3年生以降は余裕を持って就職活動やサークル活動、ゼミ活動、課外活動に取り組むことができました。3年生以降に必修科目などをやらなくていいカリキュラムについては概ね満足しています。ただ、進級のために必要なプラクティカルイングリッシュの授業の必要性は甚だ疑問です。学生の実践的な英語力は全く身についておらず、英語を嫌いにさせるカリキュラムだと思うからです。

横浜市立大学に通って良かったと強く思う

規模の小さい大学なので、教授との距離は本当に近いと感じます。特に2年生からはゼミ活動が始まり、強制的に全員が１つのゼミに配属されます。ゼミは10人〜15人ほどの生徒で構成されるので、教授に対して質問や相談も気軽にできる環境です。また、授業もそれほど厳しいものはなく、強制されて勉強するというより真面目に勉強したい人はする、さぼる人はさぼるといったように分かれます。授業によるストレスを感じることはなく、自分のやりたいことや興味があることを出来る環境だと思います。

横浜市立大学に通って良かった

大学に入学した当初は、学業に部活動、アルバイトといろいろとやることがあり大変でしたが、3年生になってから研究室配属があり、履修がおおよそ進んで余裕のある生活が送れるようになりました。基本的には大学生活の上で先に述べたような点はありますが、困るようなことはないため充実した生活が送ることができています。部活動や委員会、研究室など人と関わる機会にも恵まれ、高校以前よりも幅広い人たちとの関係が築くことができています。

横浜市立大学に通って良かった

他の大学と比べると小規模で各々の学生と深く関わることができ、比較的真面目な生徒が多く、気があう友達もたくさんいて、交友関係はすごく広がります。また、部活動では生徒の学年に関わらず先輩後輩と仲良くなり良い関係を築けています。また仲の良い部員で合宿に行ったり、様々なイベントをすることで充実した日々を過ごしています。アルバイトもしているのですが勉学と部活動と両立できており、特に強い不満を感じたことはありません。

横浜市立大学に通って良かったと強く思う

高校の時は、横浜にあるだけで何気なく選んだ大学ですが、キャンパスでもバイトでも知り合った人の影響で今の自分があると思います。その方たちと出会えたのは横浜市立大学を選んだ結果なので、この大学で良かったと思います。周りには海外に興味ある方が多くて、実際に留学やワーキングホリデーに行く方もいました。わたしもその方たちの行動に、自分の海外への興味が刺激されました。その結果、1年休学をしている海外留学という道を選択することができました。背中を押してくれた人たちがいて、充実した留学ができたので周りと環境には感謝しかないです。

横浜市立大学に通って良かったと強く思う

地方出身が多く、気の合う友人に出会えたこと、また全体的に「無理してソリの合わない人と付き合う必要はない」といういい距離感があったことです。加えて、ゼミの選択によっては勉強面でも充実した学生生活が送れます。人に恵まれたと思う部分がいくつもあり、またこれは周囲の人間も口を揃えて言います。学校という学生の基盤が居心地よく安心できるからこそ、外での活動（アルバイトなど）も充実したものになったのではないかと考えています。

横浜市立大学に通って良かった

横浜市立大学は周りの生徒が真面目で意識の高い人が多いため、共に切磋琢磨し高め合っていくことができます。また語学に関しても長けている生徒が多く、留学経験がある人や帰国子女もたくさんいるため、知らない世界が開けます。互いに切磋琢磨できる仲間がいることは、当たり前のようでとてもかけがえのないことなのだということを今ものすごく感じています。そのような仲間に出会えていなければ今私は頑張れていないかもしれません。助け合えるステキな仲間に出会えた環境に本当に感謝しています。

横浜市立大学に通って良かったと強く思う

マイナスな点も多々ありますが、それでもよかったと思える点が上回っているのが正直な感想です。やはり、アットホームな環境が整っており、クラブ活動やゼミ活動など、常に刺激を受ける環境が整っていることは何よりも大きいと思います。大学は自分から学びを見つけに行かなくては、身にならないと考えています。正直、講義に出なくても、毎日遊びまわっても卒業はできます。ですが、それは本当に大学に行く意味はあるのでしょうか。横浜市立大学では自ら学びを見つけに行く環境が、整いすぎていると思うほど素晴らしいです。なので私は非常に満足しています。