鹿児島大学の評判・口コミ【法文学部編】

満足していること：立地が良い

キャンパスはいくつかありますが、まずは法文学部のある郡元キャンパスについて書きたいと思います。JRの通っている駅まで歩いていける距離にあり、市電、バスも近くにあるため、遠方から通うことが可能です。また、近くにはコンビニはもちろん、スーパー、カフェ、飲み屋さんも多数あり、学校終わりに寄ることができます。普段の生活ではもちろん、サークルやゼミの打ち上げ時にも便利です。水産学部の近くには飲食店が多くあります。医学部のある桜が丘キャンパスは坂が多い上、交通の便が少し悪いと感じることがあります。

満足していること②：学部が多い

鹿児島大学には多くの学部があります。郡元キャンパスには農学部、工学部、法文学部、理学部などがあり、すぐ隣には教育学部もあります。キャンパスは違いますが水産学部、医学部等もあります。九州には福岡、熊本、鹿児島にしか法学部はありませんし、水産学部は全国的に見ても数が少ないです。キャンパスは分かれますが、１年次には他学部と交流する機会があるため、そこで他学部の友人や知り合いをつくり、交流を続けることができれば自分の知見が広がると思います。

不満に感じていること：火山灰

大学について、というより、鹿児島で暮らす上での不満となりますが、鹿児島の火山灰は本当に苦労します。灰が降るため外に洗濯物を干すことはためらわれますし、ひどい日には道路が灰に覆われることになります。車が通る度、風が吹く度に目に入り（風向きにもよりますが）、非常に痛いです。また、灰とともに雨が降った日には黒い雨が降り注ぎます。ジャリジャリとしている上、傘をささずに雨にうたれれば汚れを落とすことは困難です。

不満に感じていること②：カリキュラム、授業

正直にいうと、満足できる授業は少ないように思います。大学教授は研究が本業であるため、学生に教えることにそこまで熱心でない方がいらっしゃいます。もちろん、楽しく分かりやすく授業してくださる先生もいらっしゃいますが。また、他学科の授業をとることも可能ですが、自分の学科の必修科目と講義時間が被っていたり、学期ごとに受講できる数の上限が設定されていたりするので、本当に興味のある授業を履修できない時もあります。

鹿児島大学のおすすめ学部：法文学部

公務員を目指している方にはおすすめします。特に法系では公務員を志望している学生が多く、現に公務員として働いている先輩方も多々いらっしゃいます。生協による対策講座も開かれており、授業後に通うことができるため便利です。(反対に、院に進む人は少ないです。進学を考えている人に対しては先生が色々なサポートをしてくれます。)

鹿児島大学に通って良かった？

大学での勉強については不満に思うこともありますが、鹿児島で暮らすことについて満足している点もあるからです。大学生になり独り暮らしを始め、自分のことは自分でするようになりました。自由な生活を手に入れたとともに、どれだけ疲れていても家事をしたりバイトに行ったりしなければならないため、大変なときもありますが、新たなことにチャレンジできたことは良かったと思います。また、ここでしか出会えなかった友人や仲間もいるため、その点では鹿児島に進学してきて良かったと感じています。