鹿児島大学の評判・口コミ【法文学部編】

志望理由

高校時代は文系コースに所属していました。合格すれば県内から通える、文系コースから受験できる、国立の大学で授業料が低い、法学科目や人文科目より経済系に関することを学びたい、経済に関することを学んでニュースや時事について詳しく理解したい、などの理由から鹿児島大学の法経社会学科を受験しました。合格するか心配でしたが、無事合格できました。

大学で勉強していること

1年生では主に必修の英語、選択外国語として中国語、人文科目や法学科目、経済科目、地域社会科目などの基礎を学びました。2・3年生では経済コースに所属し、専門的な経済学、例えばミクロ経済学やマクロ経済、国際貿易、日本経済史などについて学べました。ゼミ活動も週1のペースで行われました。4年生では今まで学んできた経済系に関して、自身の興味のあるテーマで卒業論文を執筆しました。

満足していること：学生の勉強や研究、交流に適している

私が通っていた鹿児島大学のキャンパスでは、学生食堂、レストラン、留学生との交流教室、サークル会館、体育館、図書館、パソコン室、大学生協の書店、コンビニ、学生用の医療施設などの施設がありました。勉強したり、自身の興味のあるテーマについての研究に励んだり、友人や外国人留学生との交流ができたりしました。大学生が過ごしやすい環境が整っていたと思います。キャンパス周辺にも飲食店、弁当屋、コンビニやスーパー、駐輪場、不動産などがあり、大学生の普段の生活も支えられていました。

不満に感じていること：建物や教室の老朽化が進んでいる

現在の日本の大学では理系学科に資金の多くを投入し、文系学科には少ない資金しか投入されない風潮があります。私の通っていた鹿児島大学も例に漏れず、理系学部の施設は新調され、文系学科の施設は古いままで活用しなければならないことがほとんどでした。自身の所属していた経済系のゼミの教授も嘆いていました。大きな黒板の上下の動きがしにくくなっている、雨漏りしている、床や壁がはがれている、机や椅子に劣化を感じるなど、通っていた頃の私は常にそのような光景を見ていました。

鹿児島大学のおすすめ学部：法文学部

高校で文系コースを選んでいる人にはおすすめだと思いました。法文学部は法学科目、経済科目、地域社会科目、人文科目など文系の多種多様な内容について勉強できます。進路先は公務員、会社員、税理士など幅広いです。また、入試の成績次第ではありますが、高校生のうちに理系コースから文系コースに移動して合格した友人も多くいたので、合格しやすい学部かもしれません。

鹿児島大学に通って良かった？

理由としては、大学生の過ごしやすい環境が整っていて落ち着いて講義やゼミに参加できていたことが挙げられると思います。自宅でゼミの課題をするより、喧噪のない図書館などでゼミの課題に取り組んだ方が捗りました。そういった落ち着いて集中できる環境があったからこそ、授業の単位もしっかりとれたと思っています。