文教大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：教員採用試験へのサポート

文教大学は「教育の文教」と言われるほど、教員養成に力を入れています。大学ランキングにおいては、近年、教員採用人数(小学校)で私立大学1位になっています。教育学部だけでなく、教育学部のある越谷キャンパスの学部(他に文学部・人間科学部)全てで、教員を目指すことが出来るようになっているので、同じ夢を持つ人達が多く集まり、共に切磋琢磨しながら勉強することができる環境になっているのです。地域の小学校と連携し、「補助教員ボランティア」や「先生の助手体験プロジェクト」などの課外活動も充実しており、実際に現場を見る機会が多くあります。

満足していること②：全国レベルの吹奏楽部

文教大学(越谷)の吹奏楽部は、昨年も全国大会金賞を受賞するなど、とてもレベルが高い部活です。1～4年生まで約140人ほどの大所帯で、サマーコンサートと定期演奏会の2つを軸に、コンクールや依頼演奏など多岐にわたって活動しています。この吹奏楽部に入りたくて、文教大学に入る人も大勢います。7月のサマーコンサートは、4年生が教育実習や採用試験があるため、3年生が主体となって活動しているので、学業との両立もできます。教員となったOBOGからの依頼で、小学校で演奏する機会もあるので、ポップス曲なども多く演奏し、1年を通して幅広い経験ができます。

不満に感じていること：越谷キャンパスの立地

大学の最寄り駅は北越谷駅です。越谷・新越谷には急行が止まりますが、この北越谷駅には止まらず、電車を逃すと次は15分後…などということもあります。また、駅から大学まで10～15分ほど歩くのですが、夏は日陰がないためとても暑く、大学に着く頃には汗だくになっています。また、元荒川という川の目の前なので、豪雨などで氾濫した時には学内にも水が流れ込んできます。大学の周りは自然だらけ、駅の周りは飲み屋だらけ、なので放課後に遊ぶには移動も強いられてしまいます。

不満に感じていること②：越谷キャンパスの環境

まず私が思ったのは、「これが私立大学？」ということです。1～13号館まであるキャンパスでせいぜい綺麗なのは、比較的新しく出来た12,13号館くらいです。最も古い1,2号館に至っては、掲示板裏の小道を歩いたところにあり、夜は真っ暗です。学食も狭く、席に座れないことがよくあります。学内にあるコンビニは昼休みに長蛇の列ができ、買うだけで休み時間の半分はなくなってしまいます。トイレの設備も悪く、中には和式しかない場所もあるくらいです。せっかく高いお金を払って私立大学に通っているのに、とても残念です。

文教大学のおすすめ学部：教育学部

当たり前ですが、教員を目指すなら教育学部に入るのが一番いいです。他学部でも教職は取れますが、フルコマとかになってしまい負担が多いです。その点教育学部は、サポートも充実しています。他学部と比べると忙しいですが、本気で教員になりたいのであれば、おすすめします。

文教大学に通って良かった？

立地が悪く、通学に時間がかかってしまうからです。また、学年が上がるにつれて授業が少なくなることはなく、忙しいので自分の時間があまり取れません。そのため、アルバイトもなかなか効率よくできないです。キャンパスの設備は本当に酷いです。教室は狭くてギュウギュウ、トイレも少ないので並んでしまう、など不満がたくさんあります。もう少しオープンキャンパスの時点で色々見ておくべきでした。あとは、教室移動が激しく、1限と2限の間でキャンパスの端から端まで移動することもあります。ゆっくり落ち着いて勉強できる環境ではないです。