大阪大学の評判・口コミ【理学部編】

満足していること：独自の授業がある

他の大学にはないような授業が行われていることに満足しています。大阪大学にはCOデザインセンターというどこの学部でもない機関があり、独自の授業を展開しています。例えば、対話の授業があります。ソクラテスなどが行った対話を分析しつつ、「人が人以外の生物を殺すのはなぜか」などユニークな話題で、学生同士で対話をします。対話は問題解決するためのもではないので、解答があるわけではなく、お互いの意見を尊重しながら問いについて深めるのはとても楽しいです。

満足していること②：夏休みが長い

大阪大学は、夏休みが8月のほぼ最初から、9月の最後までととても長いです。これは国立大学だからです。私立の大学等は夏休みが1ヶ月もないところもあるので、大阪大学のほぼ2ヶ月ある夏休みはかなりの魅力と言えるでしょう。夏休みが長くていいことは、学外の有意義な活動に時間を費やせることです。夏季短期留学も1ヶ月以上行けますし、インターンシップにも時間を使えます。バイトでお金を稼ぎつつ社会経験も積めます。

不満に感じていること：必修科目が多い

理学部の授業は、とにかく必修科目が多いです。それ以外にも選択必修や、3年次に研究室配属に必要な単位、自由単位を埋めるために取らなければ行けない講義などで、拘束される時間が非常に長いです。教職科目も履修すれば、土曜日も授業がありますし、連日朝9時から夜6時まで授業があることもあります。体にも負担がかかりますし、何より、理学部以外で取りたい授業や、学外で活動したいことに時間をかけられないことに大いに問題があります。

不満に感じていること②：食堂が混雑している

豊中キャンパスには主な食堂が4つあります。しかし、昼食時間の12時から13時の間はすべての食堂が混み、食べることができなかったり、食べ物を手に入れても座ることができなかったりする状況です。昼食時間は大学の全員が同じなので、全員が少ない食堂に殺到し、殺人的な混雑を生んでいます。少しでも乗り遅れたら、コンビニのパンで我慢しなければいけません。また、どこの食堂も同じようなメニューで代わり映えせず、値段も少し高めという問題点もあります。

大阪大学のおすすめ学部：人間科学部

人間科学部は、大阪大学に昔からある学部ですが、全国的に見ると珍しい分野の学部です。人間について探求することができます。特に共生学科はフィールドワークが多く、つまらない座学の授業より楽しめるでしょう。これが一番大事なことですが、理学部に比べると時間割が厳しくありません。

大阪大学に通って良かった？

他の大学にはない、対話術や訪問術などの授業を大いに楽しんでいます。映画を見て話し合う授業や、自己出版の雑誌を作る授業、演劇を作り上げる授業など、個性的で魅力的な授業ばかりです。忙しさや食堂の混雑などの問題もありますが、頑張って調整することでなんとか楽しめています。また、夏休みが長いので、そこで休暇を取ることで自己コントロールをしています。100点満点とは行きませんが、大学に入ってよかったとは思っています。