ノートルダム清心女子大学の評判・口コミ【文学部編】

満足していること：研究室のレベルが高い

史学系の研究室のため、歴史学に関する知識とそれ相応の努力が必要で、特に真面目で優秀な学生が集まっているからです。研究発表もかなり高いレベルでやってくる同級生が多いので、刺激になりますし上手いやり方を参考にすることもあります。また、ゼミの先生が就活のことにも配慮してくれるのが嬉しいです。優しい先生に当たってよかったと感じています。また、研究方針についてもかなり相談に乗ってくださるので、卒論への不安が少し和らぎます。

満足していること②：ためになる講義が多い

役に立たない、分かりにくいと感じる講義が基本的にないからです。講義内容としては、女性学、女性史などの女子大ならではの科目もありますが、他にも地域史などの歴史科目、倫理学、法律科目などかなり幅広い科目が受けられ、社会学科と言いながら社会学のみを学ぶ訳ではないので、飽きずに学ぶことができます。単位認定に関しては、落されるという噂もちらほらありますが、寝ずに真面目にノートを取って落とされる人はあまりいないので、理不尽な落第などはないと思います。

不満に感じていること：サークル

部内での面倒なルール、理不尽な上下関係のようなものが多かったので、不満が募って結局辞めてしまったサークルもあります。先輩のライブは予定があってもなるべく見に行かないといけない、飲み会はお金がなくても行かなくてはならないというのはかなり不満でした。綺麗な子が悪口を言われていることもありました。大学側としては、大学生にもなって学生の人間関係に手を出す必要はないだろうという感はあるでしょう。しかし大学生にしては子供じみているな、と感じることは多々ありました。

不満に感じていること②：進路・就職支援があまり受けられない

私は大学院に進みたいと考えているのですが、就職一色で院入試に関する支援があまり受けられないことです。最初から新卒で就職するつもりはなかったのに、就職セミナーなどが全員参加のこともあるのが不満でした。今は就職率が良いので、新卒ですぐ就職する方が多いのは分かるのですが、私のように研究を極めたい学生も少しはいます。女子に教養を付けさせる大学であるならば、学問の道に進む学生に対して、支援とまでは言わなくても、寛容さが欲しかったです。

ノートルダム清心女子大学のおすすめ学部：食品栄養学科

一番忙しく、卒業に必要な単位数も多いと聞きますが、資格取得率も高く栄養士に本気でなりたい方にはおすすめできると思います。やりたいことが決まっていないからといって、とりあえず適当な学科に入るのは、進路を決める時点で困ると思います。

ノートルダム清心女子大学に通って良かった？

年々、講義が煩わしい、サークルのルールが面倒、という人が増えてきており、学生の質が一部あまり良くありません。もちろん真面目な学生もいて、先生方も良い授業をしてくださっているのに、勿体ないな、と感じます。学生の質には多少不満がありますが、この大学に来て学力・文章力・研究能力が向上し、良い友人も出来たので、入学して良かったことには間違いありません。