神戸大学の評判・口コミ【法学部編】

満足していること：留学プログラム

KUPESという留学プログラムに参加しています。このプログラムでは、2年次から3年次の前期にかけてヨーロッパの法律・文化・経済などについて留学生と共に学び、3年次後期からは実際にヨーロッパ各国へ留学するというものです。留学前に、EUやヨーロッパに関する知識を深められますし、留学生と一緒に英語で授業を受けることで、留学先での授業に備えることもできます。また、法・経済・国際文化(当時)学部が参加するプログラムなので、学部を超えた繋がりができるのも魅力のひとつです。

満足していること②：おもしろい授業が多い

若くて優秀な先生が多いです。特に政治系・国際関係系の授業にその傾向が強いと思います。若い先生には、まだまだ現役で新しい分野の研究をしている方が多いです。そのため授業でも、伝統的な考え方や理論はもちろんのこと、最新の研究や最近の国際情勢も踏まえた話が聞けるなど、大変興味深い内容の授業が多く、満足しています。また、英語による授業が年々増えており、英語力を伸ばす機会が多くなっていると言えます。また、そのような授業には留学生も多く参加しているので、国境を超えた友達ができる点も魅力的かと思います。

不満に感じていること：立地が良くない

最寄駅からやや遠い上に、学校へ向かってきつい上り坂なのが難点です。坂道がきついので、バスを利用する学生・教員が多いのですが、バスの本数が利用者数に見合っていないため、長蛇の列ができ、全員を乗せきれずに通過してしまうこともしばしばあります。特に新学期の開始直後は、1限前や2限前のバスは常に混んでいて、2本以上見送らないとバスに乗れないことも珍しくなく、乗れたとしても満員状態で快適とは言えません。また、市バスの定期も高く、元を取りづらいところも不満です。

不満に感じていること②：キャンパス内の施設が充実していない

鶴甲キャンパスには、生協の売店の他にセブンイレブンもあり多少便利ではありますが、六甲台キャンパスには、生協の売店と食堂しかありません。売店は18:00に閉店、食堂は19:30ラストオーダーで20:00閉店なので、夜遅くまで図書館などで勉強している時、途中で飲み物や何か軽くつまめるものが欲しくなっても買いに行くことができません。キャンパスの周囲にもコンビニなどは無く、コンビニに行こうと思うと坂道を10分ほど下らなければならないし、学校に戻るには上り坂なのできついです。

神戸大学のおすすめ学部：法学部

国際関係や国際政治系の授業が充実しています。コマ数はそこまで多くありませんが、質が高く、説明も丁寧で、深いところまで学ぶことができるので、国際政治や国際関係論などを勉強したい人にはうってつけの場所だと思います。

神戸大学に通って良かった？

確かに立地や設備には不満がありますが、授業の質やラインナップは充実していると感じます。また、留学制度も年々整えられてきており、留学先の選択肢も増えています。留学を支援するプログラムも多く存在しますし、留学したいという強い気持ちを伝えれば全力でサポートをしてくれたり、有意義なアドバイスをくださる教授も多いです。神戸大学で先生方の授業を受けられたこと、留学プログラムに参加できたことは、私の人生にとってかけがえのない財産となりました。