奈良女子大学 大学院の評判・口コミ【人間文化研究科編】

満足していること：キャンパスの立地が良い

キャンパスが、奈良市の中心部に位置していて、近鉄奈良駅からだと徒歩10分圏内、JR奈良駅からでも15～20分程度で着くことができ、大阪や京都からでも通学することができます。また、大学から駅までも商店街を通るため人通りや街灯も比較的多く、女子学生でも安心して通学できると思います。また、奈良は歴史深い場所であり、寺社仏閣や町家が多いことで有名ですが、大学徒歩圏内に、世界遺産である奈良公園やならまちがあって、普段の生活から歴史に触れることができるのも魅力だと思います。

満足していること②：お茶の水女子大との共同専攻がある

2016年度より、お茶の水女子大学との共同専攻が人間文化研究科に設置されました。これにより、奈良に居ながら東京との遠隔授業を受講できるようになったのです。様々な先生の授業が受けられたり、学生間の交流ができたりするようになりました。自分の専門以外の授業も受講することができ、幅広い知識を得られてとてもいいと感じています。また、奈良女子大学は町家のセミナーハウスを所有していて、建築学生は建物の実測調査等ができ、実践的な授業も受けることができます。

不満に感じていること：一部の建物が古い

建物の古いものと新しいものの差が大きいです。古いものは、廊下や隣の研究室の声が丸聞こえです。研究室で研究に集中したい時に、廊下の足音や話し声、エレベーターの音などが聞こえると耳障りだと感じることがあります。また、街中であるがゆえに駐車場も限られ、通学では車を使用できません。キャンパスが小さく、周辺の道路も狭いため仕方ないことだとは思いますが、奈良県自体は自動車利用が多いので不便だなと感じています。

不満に感じていること②：進路支援があまりない

あまり不満はないのですが、強いて言うなら、他大学と比べて、進路支援があまりされてないと思います。私は他の大学から、この大学の大学院に進学しましたが、最初セミナーなどの告知が少なくてびっくりしました。また、支援課の人数が限られている為、就職活動前の2月から3月にかけて相談の予約が取れなくて困りました。また、推薦での就活方法が最後まで分かりませんでした。他には、事務職員の方の大半が怖いイメージで、対応が良くなく、話しにくくて不満です。

奈良女子大学 大学院のおすすめ学部：生活工学共同専攻

国立女子大学2校の共同専攻で、両大学の先生の授業を受けることができるところと、他分野の授業を数多く受けることができるため、自分の専門以外の知識を得ることができ幅広い視野を持つことができるようになるからです。また友達も増えます。

奈良女子大学 大学院に通って良かった？

小規模な大学ですが、総合的に見ると入ってよかった思います。全体的に学生がサバサバしてて煩わしい人間関係もなく、良い大学生活が送れています。また自分の専門分野の中では、歴史の教科書に出てくるような建築物を先生が解説してくれる授業が受けられて、とても勉強になります。京阪神も電車でつながっているため、他の図書館にも資料を取りに行きやすいですし、近くに商業施設がたくさんあるので、勉強面でも生活面でも不自由なく楽しく過ごせています。