神戸大学の評判・口コミ【理学部編】

満足していること：惑星学の研究室で様々なことを学べた

満足している理由は「多くの学会へ参加できたこと」と、「JAXAと仕事ができたこと」です。まず一つ目については1年間で5つの学会に参加し、そのうち4学会でポスターまたは口頭での発表を行いました。この経験を通して自分の知識を広げるとともに、多くの方々と交流し知見を広げることができました。二つ目については惑星関係の研究室とJAXAとの間につながりがあり、JAXAとの共同研究が行え、他ではできない特別な経験ができたと思っています。以上のことから、惑星学の研究室に満足しています。

満足していること②：サークル

満足している理由は「天文サークルに所属できたこと」です。元々宇宙のことが好きで神戸大学の惑星学科に進みました。最初は勉学だけでも宇宙と関われたらと考えていましたが、神戸大学の天文サークルに所属することで勉学以外でも宇宙に触れることができました。神戸大の天文サークルの主な活動は「天体観測に出かけること」です。満天の星空をサークルの仲間と見に行くことで、星の知識とともに、癒しを得ることができました。　私は、宇宙の楽しみを存分に感じられるサークルに所属できたことに満足しています。

不満に感じていること：キャンパスの立地が良くない

神戸大学は六甲山の中腹に位置しており、登下校を徒歩で行う場合は毎日が登山になりとても疲れます。2年、3年と通い続けると慣れてきますが、1年目はとてもしんどく感じます。特に1限目は行きたくなくなります。1年目だけバスの定期を買ってバスで行くという人が多いですが、バスの定期代は高く学生の財布には少し厳しいです。また、たまに外食(学食以外で)がしたい時やスーパーに行きたい時なども、15分ほど下山する必要があり、それがおっくうに感じます。

不満に感じていること②：講義間の休み時間が短い

設定されている授業間の休み時間が短いと感じます。神戸大学にはキャンパスがいくつかありますが、1年目はどの学部も鶴甲キャンパスという広いキャンパスで過ごします。講義間の移動で、広いキャンパスの端から端まで移動することがありますが、休み時間が短く急いで移動する必要があります。そのため、夏は汗だくで授業開始ということもしばしばあります。また、教員免許を取得する場合はさらに山を登った先にある発達科学部のキャンパスまで行く必要があります。そこに行くのにはバスを使いますが、1本バスに遅れると間に合わなくなります。もう少しゆとりある休み時間にしてほしいと感じます。

神戸大学のおすすめ学部：理学部

「人前での発表が多く、プレゼン力が鍛えられること」と「良い意味で教えたがりな教授が多いこと」が理学部を進める理由です。一つ目については、理を学ぶ学問であり「わからないことの摂理を導き出す」ことが目的の学部です。ほかの誰も知らないことを導き出すため、他の人へ伝える力がとても重要になります。その力を理学部では大いに鍛えられると思います。二つ目については、理学部の教授陣は次の世代に教えていくという精神が強く、様々なことを積極的に教えてくれます。聞けばもちろん教えてくれますが、聞いていないのに教えてくれることもあります。学びの場としてはとても良い環境だと思います。

神戸大学に通って良かった？

通ってよかったと思う理由は「宇宙のことを好きなだけ学べたこと」と「自分を変えられたこと」です。一つ目については、自分の学びたい宇宙について、関連する物理・科学の講座で基礎を学び、そして研究室での研究で応用的な内容を学びました。高校生の時からの「宇宙のことを学びたい」希望が叶い、とても良かったと思います。二つ目については、私は大学に行くまでは人前で発表なんて絶対できないと思うほど内向的でしたが、数多くの発表を経験し、そんな自分を変えることができました。以上二つのことから、神戸大学に通ってとても良かったと思います。