神戸常盤大学の評判・口コミ【保健科学部編】

満足していること：実習が充実している

保健科学部医療検査学科には、実際に臨床検査技師として病院などで働いていた先生がたくさんおられます。そのため授業では、教科書に載っていることだけでなく、実際の病院での経験も交えて教えていただけます。特に実習では、実務経験をもとに検査のコツや考え方、患者様への接し方などを教えてもらえるので、現場に出たときにすぐに役立つ知識を身に付けることができます。私は現在、病院で臨床検査技師として働いていますが、大学の実習で教えていただいたことが今でもとても役立っています。

満足していること②：就職実績が良い

看護師や臨床検査技師は専門職ということもあり、保健科学部には、病院やクリニック、検査センター、企業など、全国からたくさんの求人募集がきます。国家試験に合格する必要がありますが、合格できるだけの学力があれば、就職に困ることはほぼありません。就職活動対策のガイダンスも多くあり、就職率も毎年100％です。また、一般の大学と比べると就職活動を始める時期は遅く、国家試験合格に不安があれば、勉強を優先させて2月の国家試験受験後に就職活動を行うこともできます。

不満に感じていること：キャンパスの立地が良くない

神戸常盤大学は登山道の途中に建っているため、急な坂道を約10分登らなければなりません。また、キャンパス内も坂になっているため、棟によってはひたすら階段を登るところもあります。そのため夏の間は、通学や教室移動だけで汗だくになる時もあります。また、雨の日や冬の雪の日は、足下が滑りやすい中、急な坂を登り降りしなければならないので、滑って尻餅をつくこともしばしばあり大変です。

不満に感じていること②：学生数が少ない

神戸常盤大学は学部数が3学部、学科数が4学科で、1学科の1学年あたりの学生数も約100名と少ないため、他の大学と比べると全体の学生数はかなり少ないです。そのため、部活やサークルは種類も所属人数も少なく、入りたいと思うようなサークルがなかったり、活動規模が小さかったりと、サークル活動に力を入れることが難しいです。また、学園祭も他の大学と比べるとかなり小規模で、模擬店は数分で回れるほどしか出ないので、他の大学が羨ましくなることがあります。

神戸常盤大学のおすすめ学部：保健科学部

保健科学部には、臨床検査技師を目指す「医療検査学科」と、看護師を目指す「看護学科」があります。どちらも専門職なので勉強は大変ですが、就職には困りませんし、現場経験が豊富な先生方から将来に役立つ授業が受けられます。また、病気で苦しむ患者様を助けることができる、とてもやりがいのある仕事につくことができます。

神戸常盤大学に通って良かった？

神戸常盤大学では、看護師、臨床検査技師、幼稚園教諭など、目指す職業が学科によってはっきり決まっているので、そのための勉強に集中することができます。その分、他の大学に比べると授業数はかなり多く大変ですが、内容の濃い大学生活を送ることができます。正直、もっと遊ぶ時間が欲しいと思うこともありますが、大学で勉強したことは将来確実に役に立ちます。また、遊ぶ時間を惜しんで、一緒に必死で勉強した友人は、かけがえのないものになります。