名城大学の評判・口コミ【都市情報学部編】

満足していること：キャンパスの立地が良い

ナゴヤドームから約100ｍほどの距離にキャンパスが移転しました。以前は岐阜県の可児市にキャンパスがあり、学生たちは学業以外の面で学生生活を充実させることはほぼ不可能な立地でした。しかしながら、突然都会のキャンパスになり、生活はガラッと変わったという学生も多いはずです。キャンパスのすぐ横ではほぼ毎日プロ野球の試合が開催され、さらにイオンモールも真横です。建物もオシャレで全面ガラス張りの教室です。栄や名古屋駅も電車で10分、15分なので、都会の学生生活を送りたい人にはおすすめです。

満足していること②：就職率が高い

正直就職率はかなり高いです。というのも、就職支援センターももちろんあり、3年生から全員参加(名目上)の就職講義が何度が開催されます。就職担当の方は、訪ねて行けば面接練習など付き合ってくれます。ただし斡旋や紹介はしてくれません。イベントは紹介してくれます。また、ゼミによるのかもしれませんが、教授がかなり就職活動の進行状況を聞いてきます。これは、一人暮らしで親の目が届かない学生などにはかなり効くと思います。ゼミ仲間の前で、そんなことを聞かれれば自然とやらなきゃいけない気持ちになると思います。

不満に感じていること：サークルの選択肢が少ない

サークルは可児キャンパスの時代からほぼ無いような状況でした。私が入学した当時は、ちゃんと活動しているサークルは片手で数えられる程度でした。スポーツに関してはほぼ皆無、みんな自主的にキャンパス内のグラウンドや体育館を借りてやっている様子でした。しかしながら、移転に伴い他学部と同じキャンパスになり、狭いながら一応の体育館とフットサルコートもありますし、都会に移ったので、文化系スポーツ系ともにこれから増えていくと思います。実際に、移転1年目の学祭では、ダンスサークルなど今まで見たことがなかったサークルの存在を知りました。

不満に感じていること②：専門的なことが学べない

正直に書きますが、この学部はかなり幅広く物事を学びます。文理総合学部となってますが、座学ばかりで実験などは一切やらないようなものです。それを面白いと思えないと、通うのが辛くなってくるかもしれません。さらに、かなり基礎的なことが多いので就職して自分の強みになるような勉強では無いと思われます。また就職活動の際には、どんな学部ですかと絶対聞かれると思いますが、正直卒業した今もイマイチわからないですし、教授もわかっていないです。ただし、いろいろな学問の基礎的なことを学べ、3年次のゼミ選択で自分の興味ある学問のゼミに入ると楽しいと思います。

名城大学のおすすめ学部：農学部

大学にせっかく通うなら大学生活を充実させてほしいです。まずキャンパスに関して、ナゴヤドーム前は確かに都会で通いたいと思う人も多いと思いますが、サークルで選ぶなら断然天白キャンパスです。特にスポーツ系は天白キャンパスの学部を受けるべきです。天白キャンパスの中で、工学部に関しては私立トップクラスに頭がいいらしいので、大学の中で工学部は別格の立ち位置です。工学部より受かりやすく、理系で実験実習などを行う農学部はかなり勉強が楽しいと思います。ちょっと頭がいいぐらいの学部に入りたい、理系だけどトップクラスの学力の自信はないなんて方にはおすすめです。

名城大学に通って良かった？

この学部は大学でやりたいことが決まっている人向けではなく、とりあえず入って興味あるものを見つける、高校時代に決めきれない人向けだと思っています。また、大学名も比較的強いので、就職にも向いていますし、最近のキャンパス移転で都会に通いたい学生向きでもあります。受験に失敗し滑り止めとして入ってくる人も多かったので、普通ぐらいの学部だと思いますから、とりあえずここに入っておけば、人に大学名が言いづらいなんてことは無いです。受験勉強も大学の知名度の割には楽だと思います。