琉球大学の評判・口コミ【工学部編】

琉球大学の特徴

琉球大学では、副専攻として琉球学というものが登録でき、数多くの沖縄に関連した独自の授業があります。基地と戦跡の授業や沖縄の歴史、空手や三線と島唄など、他の地域とは違ったユニークな授業を共通教育科目として受ける事ができ、各学科でも熱帯生物化学概論や、島嶼環境計画論、海洋化学概論など、熱帯・島嶼環境に位置する沖縄ならではの授業が用意されており、本土とは少し違った気候、文化を肌で感じながら楽しみながら自分の興味のある授業を受けられます。また、空き時間には近くのビーチへ遊びに行ったり、充実した学生生活を送るには良い大学です。

満足していること：キャンパスの環境

琉球大学の周りのループ道路にはいくつかの信号がある程敷地面積が広く、また、それとは別に大学病院と医学部が少し離れた所に立地しています。特に農学部では農場を保有し、畑や動物を飼育していたりと大きな敷地があるので、農学を学びたい方にはぴったりな大学ではないかと思っています。また、学生寮もループ道路に面しているので通学には便利で、同じ寮生同士仲良くなったり、留学生と共同で生活したり、学生同士の交流の場になっています

満足していること②：キャンパスの立地

熱帯地域、島嶼環境を活かした授業が数多く用意されており、中には三線と島唄の授業があったりと、面白い授業が受けられます。また、基地と戦跡の授業では今まで知らなかった沖縄戦や基地問題を考える事ができ、非常に興味深かったです。教授も沖縄出身の先生が多く、親しみやすい先生が多いので、わからない事を質問したり、相談しやすい環境となっています。また、クラスメートも本土からの学生と沖縄出身者が半分半分くらいで、最初はマイペースな沖縄人に戸惑うかもしれませんが、慣れるとストレスの少ない学生生活を送れます。

不満に感じていること：進路・就職

リゾート地沖縄に位置しているため、充実した学生生活は送れますが、ほとんどの有力企業は本土に位置しており、日本一平均所得の低い沖縄で有力企業を探す事は難しいです。県内唯一の国立大学なので、地元の企業に就職したい人には最適なのですが、本土企業へ就職したい方には面接以外は会社が負担してくれないので、会社説明会や筆記試験などを受けるために自腹で飛行機に乗って本土まで行く必要があります。そのため一人暮らしの学生には負担が大きく、会社を絞る必要があります。

不満に感じていること②：交通環境

車社会の沖縄では自動車またはバイクを持っていないと移動が本当に不便です。近くであれば自転車で行けますが、大学周辺は急な坂道となっており、自転車で移動するには大変です。また、朝や夕方は交通渋滞が酷く、少し離れた場所から通学しようとすると毎朝交通渋滞に巻き込まれてしまいます。本土から来る学生は学生寮を利用するか、徒歩で通えるアパートを借りる事が必須です。また、移動のために最低でもバイクを保有することをオススメします。

琉球大学のおすすめ学部：農学部

熱帯気候や豊かな自然を活かした勉強ができるとおもうから。海や熱帯地域に生息する生物は他の地域では勉強出来ないのではないかと思います。また、敷地内に大きな農場があり、植物や動物を飼育しているようで、農学を学ぶにはいい環境だと思います。

琉球大学に通って良かった？

特に文系の学部では授業に追われすぎることもなく、県内出身の方も多いので、なにかとゆるく時間が流れていきます。せっかちな性格の人には合わないかもしれませんが、ストレスフリーな学生生活を送れました。また、理系の学科は文系と比べ忙しいですが、一応国立大学なので教授の推薦などでいい企業へ行く人も多いです。県内では信頼度が1番の学校なので、バイトの面接などでは即採用でした。１つだけ不便なのが本土企業への就職活動ですが、沖縄県で就職したい人には最高の大学だと思います。