静岡文化芸術大学の評判・口コミ【文化政策学部編】

満足していること：個性的で魅力ある学生が多い

文化政策やデザイン、芸術全般における幅広い事柄を学ぶ大学なので、全国各地から集まってくる入学者たちがとても個性的で素敵な人たちが多いです。とてもこじんまりとした小規模な大学ですので、学年に関係なく仲が良くなることが多かったです。また、学部や学科が違う学生たちとも交流できるような授業があるので、学部の垣根を越えてさまざまな友人ができました。基本的に夢と情熱を持って学生生活を送っている人が多く、刺激になりました。

満足していること②：授業の質が高く充実している

私は文化政策学部でしたので、芸術支援の方法や美術・演劇・音楽・ファッション・写真などの理論や歴史など、芸術についての知識が多方面で深まりました。また、それだけでなく地域の文化政策についてグループで企画立案したり、美術館に出向いて展覧会を鑑賞するなど、座学以外の授業が数多くあり、たいへん刺激的でした。デザイン学部の授業には出たことがありませんでしたが、デザイン学部に所属する友人たちはいつも目を輝かせて授業に取り組んでいました。

不満に感じていること：有名な教授が少なくなってしまった

まだ歴史の浅い大学なのですが、大学ができたばかりの頃は東京大学の名誉教授の方が学長をされており、他の教授の方々もとても優秀で魅力的な研究者ばかりだったと聞いています。しかし、私たちが入学したころには、その頃にいらっしゃった教授陣は大半が他の大学へ移られたり、退職されたりしていました。私が授業を受けた教授の中にも、もちろんとても素晴らしい先生はいらっしゃいましたが、開学当初のようなより実力のある教授陣がいらっしゃればもっと良かったと思います。

不満に感じていること②：キャンパス内備品のメンテナンスが行き届いていない

まだ開学してそこまで年月が経っていないのですが、大学内の備品や教室などに結構たくさん傷んでいるものがありました。たとえば、ゴミ箱などは錆びていて汚れていたりしました。また、屋上庭園には現代アーティストが作った木製のベンチがあるのですが、そのベンチは壊れていて一部は使うことができませんでした。修復もされておらず、とても残念でした。もともとデザインがとても美しいキャンパスなだけに、メンテナンスが不十分なのは残念だと思います。

静岡文化芸術大学のおすすめ学部：文化政策学部

デザイン学部ももちろんおすすめなのですが、私は自分の出身の文化政策学部しかよく知らないためです。私はこの学部でもともと好きだった美術史だけでなく、デザインのことや音楽史、ファッション史、演劇、ミュージカルなどさまざまなことを学びました。そういったことに興味のある方にはおすすめです。

静岡文化芸術大学に通って良かった？

最もよかったと思うことは大学生活の中で本当に魅力的な方々と友達になれたことです。本当にデザインや芸術が好きで入学してきている生徒が大半で、そのような方々とキャンパスライフを送れたことがものすごく刺激になりました。授業内で刺激を受けることももちろんありましたが、授業以外で遊びに行ったり飲みに行ったりする時に、将来のことや芸術やデザインのことを話し合ったりすることが心から楽しかったです。卒業後に夢を実現させた人が多く、今でも大切な友達です。