神戸女子大学の評判・口コミ【文学部編】

満足していること：就職活動の支援が充実している

学内に就職支援センターがあります。そこでは常に7名くらいの就職支援担当の人がいらっしゃり、本棚には沢山の業界本やSPI問題集、過去の先輩の就活記録を読むことができます。3回生になると就活セミナーが毎月行われ、毎回就活に役立つ講義をしてくれます。就職支援センターに行くといつでも就活の悩みを聞いてもらえる上、担当してほしい人を指名できるため、自分の進路に詳しい人、自分と気の合う人を選べます。面接練習やディスカッションの練習もできます。

満足していること②：資格講座やマナー講座が充実している

簿記や秘書検定、パソコン系の資格など一般的に人気な資格から、サービス接遇検定や色彩検定といった女性に人気な資格を安い受講費で取得できます。大学も小規模であるため、定員オーバーで受講できなかったという事はほとんどありませんでした。マナー講座で自身が1番良かったと感じたのは、フレンチ料理のマナー講座です。わずか1000円の受講費で、神戸の有名なホテルのフレンチコースを食べることができます。ナイフやフォークの種類や、なかなか教わる機会のないマナーを教えてもらえるのでとても役に立ちます。

不満に感じていること：キャンパスの立地が悪い

とても田舎で坂の上にあります。周りに買い物ができる場所もなく、他大学もありません。坂が急なため、みんながバスを利用しますが、朝の通学時間や夕方の帰る時間はバスもとても混雑し、バスが来ても乗れず何本か遅らせる事もあります。私はバスが混雑して嫌だったので坂道を歩く事もよくありましたが、坂の下から片道30分ほどはかかります。夏は汗だくになりますし、山の中なので春になると毛虫があちこちにいて、大学に着くまでにかなり苦労しました。

不満に感じていること②：小規模

人数も少なく、女子大のため盛り上がりに欠けます。サークルや部活動の数も少ないため、私も周りの知り合いも賑やかさを求めて他の大学のサークルに所属していました。大学の一大イベントである学祭はもちろん盛り上がらず、出店も数えれるくらいしかありません。ミスコンのレベルもとても低く、私の周りは学祭にほとんど興味もなく、行くこともしていませんでした。また、他大学も周りにないため、交流が少なく友人を増やすことも困難でした。

神戸女子大学のおすすめ学部：家政学部

家政学部の中でも、特に管理栄養士養成課程は就職率もとても高いです。管理栄養士の資格試験も毎年ほとんどが合格できています。クラスの数も多くて勉強熱心で真面目な反面、サークルやバイトでとても充実している知り合いが多かったです。この大学に入りたいけど特に将来やりたい事がない人がいればおすすめです。

神戸女子大学に通って良かった？

私立大学であるためもちろん授業料は高かったですが、これだけの授業料を払えばもっといい講義を受けれる私立大学があったのではないかと思います。特に、一年生の頃はクラスのレベルが合っておらず、高校で学んだ事を復習するような授業ばかりでした。もっとクラス分けに重点を置いて欲しかったです。また、小規模であった上に田舎だったので、もっと大勢で賑やかな大学で、サークル活動にも力を入れながら、周りの他大学とも交流を深める事が出来たら良かったと思います。