女子栄養大学の評判・口コミ【栄養学部編】

満足していること：実習の設備が整っている

女子栄養大学は栄養士としての就職率が高く、管理栄養士（私が通っていた学科では取得できませんでしたが…）の国家試験合格率も他校に比べ格段に高いことが有名です。実際入学してから実験実習の授業がかなり多く、実体験を通しての勉強をすることができました。実験実習が多いため、調理実習室や科学実験室などの実験実習設備がかなり整っており、授業内容の充実感はもちろんのことですが、様々な経験をすることができたと思います。

満足していること②：周りの友人に恵まれていた

女子栄養大学は実験実習設備がかなり整っている影響からか、学費が高いことでも有名です。そのため、通っている学生は他大学生に比べて真面目で一生懸命な人が多い印象でした。安い学費ではないので、生半可な態度で学んではもったいないと思うのではないかと思います。真面目に授業を受け、たくさんのことを吸収しようという人が多かったです。また、実験実習が大変なこともあり、その多くの時間を共に過ごしていると、友人達との関係性も深くなり、充実した人間関係を築くことができました。

不満に感じていること：休みが少ない

先程も述べたように、実験実習の授業が多いです。必修科目も多いため、他大学に比べると1年生のときから授業数が多かったように思います。2年生ではより一層忙しくなり、夏休み中でも毎週違う実験実習の授業が入っていたため、ほとんど休みはありませんでした。夏休み中も毎日友達と会って授業を受け、授業が終わったら前の週の実験実習のレポートを作成したりと、朝から晩まで大学内にいました。友人と一緒ではありましたが、かなり辛かったです。

不満に感じていること②：学費が高い

実験実習の設備が整っていることもあり、年間の学費が桁外れで高いです。一年間の学費はおよそ２００万円と、親にはかなりの負担をかけてしまっていました。通っている友人全員が全員その額を払えるわけではないので、奨学金制度を利用している友人も多くいました。その分真面目に授業を受けようという向上心はありましたし、毎週様々な食材や実験器具などを使用するので致し方ないかとは思いますが、それにしても高いと今でも思います。

女子栄養大学のおすすめ学部：保健栄養学科 栄養科学専攻

管理栄養士の資格を取得するのであれば実践栄養学科ですが、栄養士の資格で十分と思っているのであれば栄養科学専攻をおすすめします。栄養科学専攻は栄養士の資格は必ず取得できますし、臨床検査技師へもスポーツ系へも、家庭科教諭へも進むことができ、選択の幅が広がるからです。

女子栄養大学に通って良かった？

大学に入学する前は、大学生になったらたくさん遊べるのだろうと思っていましたが、現実は全くの逆でした。毎日大学へ通って、勉強をして、レポートを書いて、予想以上に大変な学生生活だったと思います。アルバイトももっと色々とやってみたかったとも思いますし、友達ともたくさん遊びたかったですが、同じ目標に向かって共に頑張れる友人ができたのは大きな宝物です。思っていたのとは違いましたが、ただ遊んでるだけでいるよりも、充実した学生生活を送ることができたと思います。