新潟大学の評判・口コミ【経済学部編】

新潟大学の特徴

新潟大学は近年、「ターム制」という制度を導入しました。これは1年を3ヶ月ごとに第1タームから第4タームへと分け、3ヶ月という短い期間で単位を取得できるようにするという制度です。このターム制ができたおかげで、週1回半年間の講義を受けて単位を習得する仕組みから、週2回3ヶ月の講義で単位を習得することができるようになりました。そのため、前回の制度と比べて授業の感覚が短いために授業内容の復習がしやすくなったり、時間割りを調整することにより3ヶ月間の留学がしやすいというメリットが生まれました。

満足していること：キャンパスの環境

新潟大学は、医学部と歯学部以外は同じキャンパスに学部棟があるため、教養科目として自分の学部以外で興味を持っている内容についての講義を受講できるようになっています。また医学部と歯学部についても、1年生は他の学部と同じキャンパスで講義を行うことになっているため基礎的な内容であれば、講義を聴講できる場合もあります。また図書館が新しく建てられたばかりであるために、とても綺麗で居心地の良い場所となっていて、1階のカフェスペースでリラックスすることも可能となっています。

満足していること②：授業

新潟大学では、外部から講師をお呼びして行う講義がたくさんあります。税理士の方や新潟県庁の職員の方をお呼びして行う講義の他、今年からは日本酒について学ぶために新潟県酒造組合の方をお呼びして行う日本酒学の講義も開講されました。また、経済学部に関しては2年生からゼミが始まるのですが、基本的に1つのゼミに1学年5人から8人となっているために教授との距離が近く、話し合いなどでは活発な議論をすることができるとともに、疑問に思っている点を教授に質問しやすいという利点もあります。

不満に感じていること：キャンパスの立地

新潟大学は、某テレビ番組の企画で取り上げられたこともあるくらい最寄り駅の「新潟大学前駅」から大学までの距離が遠く、その距離は2.2kmとなっていて徒歩で２０分以上かかってしまうため電車通学の学生にとっては4年間通うには、かなり不便に感じると思います。そのため新潟市内に住んでいる方であっても大学周辺で、一人暮らしを始めることを私はおすすめします。また、大学周辺には遊べる場所がカラオケぐらいしかないため、友人と遊ぶ際には新潟駅まで行かないとならないです。

不満に感じていること②：サークル

新潟大学は、キャンパスが大きいために学生数も多いです。しかし、公認サークルの数がそこまで多いわけでもなく公認サークルの活動内容も基本的には、軽音やアカペラ、ダンスと偏っています。そのため非公認のサークルが多く、サークルメンバーの家などの学外で活動しているサークルも数多くあります。非公認サークルということで大学の目が届かない活動をしているサークルもあるために、サークルを選ぶ際には公認か非公認かを確認した上で、慎重に選ぶことが大事になるかもしれません。

新潟大学のおすすめ学部：医学部

新潟大学の医学部は偏差値の関係上、なかなか入学することが厳しいですが、大学病院はとても立派なものであり入学後はかなり高レベルな講義や医者になるために必要な実習などを受けられるということを聞いているためおすすめしたいと思います。

新潟大学に通って良かった？

新潟大学は、都会の大学と比べると周辺に娯楽というものが少ないですが、そのために友人の家に行って遊ぶなど友人同士の結びつきが強いように思います。就職活動においても地元志向が強く、情報共有などが比較的活発に行われているイメージがあり、共に第一志望に向かって頑張るという一体感が感じられると思います。また、部活動も盛んであるために練習はとても厳しく毎日活動がありますが、そのおかげで毎年全国大会に出場できています。