金沢大学の評判・口コミ【物質化学類編】

最終更新日：2020/01/21
旧六医大, 金岡千広, 駅弁大学

口コミ・評判
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このページでは、金沢大学物質化学類の卒業生(卒業後2年以内)から聞いた、金沢大学の魅力や雰囲気、特色に関する体験談をご紹介します。「実験の経験が積める」「キャンパスが山の中に立地している」など、良い口コミや悪い評判を含めた、在籍している人ならではのリアルな実体験をお伝えしますので、金大に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は各大学HPより引用(URLは基本情報欄に記載)

回答者プロフィール

大学：金沢大学物質化学類
状況：大学卒業後、2年以内
性別：男性
総合評価：★★★★☆(満足)

満足していること：実験の経験が積める

私が金沢大学物質化学類の授業に満足しているのは、実験の経験が積めるからです。私が通っていたころは週に5回(現在は週3回)学生実験があったので、座学では勉強できない実践的な技術を学ぶことができました。他大学と比べると実験の回数や1日の実験の時間が長いため、化学系の企業に入る人は就職後すぐに戦力となることができます。毎回実験後にレポートを提出するのですが、レポートのチェックも非常に厳しいです。毎日の実験とレポート作成は大変でしたが、その分確実に自分を成長させることができました。

満足していること②：研究環境が整っている

私の所属する研究室は、とても研究しやすい環境なので満足しています。教員1人が担当する学生の数が5人程度と少ないので、研究に対するアドバイスや論文の添削など頼みやすく、実験機器も使いたいときにすぐに使えます。研究に必要な道具などは多少高価なものでも購入してくれますし、学会発表や学術論文の投稿なども支援してくれるので、研究に対しての障害はないに等しいです。他の研究室に関しても同じような感じなので、私の所属する研究室が特別優遇されているわけでもありません。

不満に感じていること：キャンパスが山の中に立地している

角間キャンパスは山の中に立地しているため、通学が不便です。自動車での通学は許可が必要ですので、許可をもらえない学生は徒歩、自転車、バスでの通学を強要されます。徒歩、自転車については、坂を上るので講義開始前に相当体力を奪われます。バスは本数が少なく、時刻表の時間より大幅に遅れてくるので、遅刻の可能性が高いです。熊の目撃情報もあり、実験やサークル活動で帰りが遅くなるときは襲われないか不安になります。

不満に感じていること②：食堂のメニューが1週間変わらない

金沢大学の食堂は生協が運営しているのですが、メニューの種類や味など不満に感じるところが多々あります。1週間同じメニューが続くため、毎日食堂で食べると確実に飽きます。大学を出て別の場所に食べに行こうとしても、周りに飲食店はないので、食堂で食べざるを得ません。料理の味についても味付けが適当でまずいです。食堂のスタッフも足りていないのか、レジが4レーンあっても2つしか稼働していないことが多く、待ち時間が長いです。

金沢大学のおすすめ学部：物質化学類

文系学部についてはあまり詳しくないのでわかりませんが、理系ならば物質化学類をお勧めします。化学系の学部は就職に強いです。就職後に即戦力になれるように授業のカリキュラムが組まれているところも、魅力の1つです。

金沢大学に通って良かった？

金沢大学への満足度：満足

不満に思う点はいくつかありますが、国公立の大学なので私立の大学と比べれば授業料は安いし、全体としては満足しています。少なくとも大学に通う前と比べて成長できたと実感できる部分はたくさんあるので、通う価値のある大学だと思います。北陸では一番の大学だと思うので、北陸出身の学生で近くの大学に進学したいならおすすめできる大学です。