金沢大学の評判・口コミ【理工学域編】

志望理由

まず、工学部の中でも電気系の学科があり、なおかつ環境に関連する研究を行なっている大学を探しました。その中で自分の学力で目指すことが可能であり、しかも自分の地元の新潟県からあまり離れておらず通いやすそうな大学を探した結果、金沢大学の理工学域電子情報学類電気電子コースが候補となりました。実家からの距離を考えなければ、他にもいくつか候補はあったのですが、金沢であれば新潟からのアクセスも良いので金沢大学にしました。他には受けておらず、金沢大学一本勝負で受験し、見事合格出来ました。

大学で勉強していること

基礎教養科目はどの学部でも同じですが、自由に選択して学べます。しかしこれと言って役に立つ科目はありません。趣味のようなものなので、本当に好きな講義を選んで学びます。専門科目では、数学や物理の応用となる、微分積分学、ベクトル解析、フーリエ変換、確率論、電気回路、電子回路、電磁気学、半導体工学、電力工学、プログラミング、量子力学、制御理論、信号解析などを学びました。どれもその分野の基礎から学び、さらなる応用は研究室や大学院へ行ってから学ぶこととなります。

満足していること：学習環境が良い

キャンパスは山の中にあるため通いづらいですが、その分周りはとても静かで誘惑も無く、一度行ってしまうと勉強するしかないような場所にあります。また、とても静かで集中して学習が出来ます。私は図書館で勉強するのが好きなのですが、本当に集中して勉強できる環境が整っています。学内には生協があり、食堂も土曜日や平日の夕方も空いているため、食事に困りません。このため、朝から夜まで一日中大学で勉強に打ち込むことが出来ます。専門科目のレポート作成など、とても時間がかかるのでとても助かりました。

不満に感じていること：アクセスが悪い

メリットでもあるのですが、キャンパスが山の中にあるためアクセスはとても悪いです。周囲は静かで学習には集中出来ますが、キャンパス内に熊出没注意の看板があるような場所ですので、とても通いづらいです。一日に何度も行ったり来たりするような場所では無く、特に車を持っていない場合は、徒歩、自転車、バスのいずれかの選択肢になりますが、約2km程山道を登っていく必要があるので、徒歩や自転車はかなりキツイです。冬場が特にキツく、雪が大量に降るとバスでさえかなりの時間がかかります。バスに乗る人も多くなるため、バス停で待っていても満員で乗れずに何本か見送ることもよくあります。

金沢大学のおすすめ学部：理工学域

やはり今人気が高まっているのは、理系の中でもプログラミングや情報通信などの分野であり、これを専門的に学ぶことの出来る工学系の学部がオススメです。プログラミングは小学生の必修科目になるなど、今や欠かすことの出来ない技術となっており、その専門家になる事は就職にも圧倒的に有利です。これからの時代に必要とされる技術を学ぶことが出来るので、理工学域が最もオススメです。

金沢大学に通って良かった？

厳しい環境ではありましたが、私はあまり遊ぶ気もなく、集中して学習できる環境がとても気に入っていたため、毎日朝から晩まで大学にいました。講義が無くて大学に行く必要が無い日でも大学へ行き、図書館で本を読んだり勉強したり、自分なりにとても楽しく過ごせました。4年生で研究室に配属される際は、研究室見学を行った上で希望調査があり、抽選で割り振りが決まるのですが、私は当初大学に入った目的でもあった環境系の研究室に入ることが出来ました。研究室では毎日充実した時間を過ごすことが出来、本当に自分の力が伸びたなあと実感出来ました。